2022年8月9日、フォルクスワーゲンジャパンは、主力モデルの「Golf」など一部モデルの仕様変更と価格改定を実施すると発表した。
仕様変更が行われるのは、2022年25週(6月20日~)以降に生産された下記の車両で、いわゆる2023年モデルへのランニングチェンジにともなうアップデートと思われる。新しい仕様の車両は2022年8月以降、順次出荷が行われる。
Golf / Golf Variant
- フロントセンターエアバッグの追加(一部グレードを除く)
- USB type Cポートの給電機能をUSB PD規格に対応(最大45W)
- インテリアトリム(ドアトリム、ドアアームレスト、センターアームレスト)の素材を変更し質感を向上
- Styleに設定のグレー内装時のトリム変更(一部グレーからブラックに)
T-Roc
- ブラックルーフ仕様のルーフカラーをディープブラック パールエフェクトからブラック(ソリッド)に変更
Golf Touran
- 同一車線内全車速運転支援システム”Travel Assist”を全車標準設定
- 緊急時停車支援システム”Emergency Assist”を全車標準設定
- 3ゾーンフルオートエアコンディショナーにタッチコントロール式操作パネルを採用
- デジタルメータークラスター”Digital Cockpit”を標準設定(TSI Trendline)
- 3ゾーンフルオー/トエアコンディショナーを標準設定(TSI Trendline、TSI Comfortline)
- エンジンスタートストップボタンを追加(TSI Trendline、TSI Comfortline)
- テクノロジーパッケージ(オプション)に含まれるパワーテールゲートに”Easy Close”機能を追加(TSI / TDI Highline、TSI R-Line)
Passat Variant / Passat Alltrack
- USB type Cポートの給電機能をUSB PD規格に対応(最大45W)
- 新色“グレイシアホワイト メタリック”を追加設定
Arteon / Arteon Shooting Brake
- USB type Cポートの給電機能をUSB PD規格に対応(最大45W)
一方、価格改定は、原材料費等の急激な価格上昇に伴う工場出荷価格の変更によるもので、価格改定幅は約3.5%~8.3%となる。
また、一部オプションについても値上げが実施される。
(Text by Satoshi Ubukata)
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