2022年4月5日、フォルクスワーゲン ジャパンは、プラグインハイブリッドシステムを搭載した「Passat GTE Variant」を発表し、同日より販売を開始した。
![画像1: 「Passat GTE Variant」を発売](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/04/05/d594f6f5e430e7b78b8e059f0ae71bc4b44281bc_xlarge.jpg)
フォルクスワーゲン ジャパンでは、2016年6月にプラグインハイブリッド車の「Passat GTE」と「Passat GTE Variant」を発売している。今回発売したのはそのマイナーチェンジ版で、他のPassatと同様、前後バンパーやラジエターグリルなどの変更や、リヤの「PASSAT」のバッジをVWエンブレム下に移すなどして、デザインのリニューアルを図っている。C字型のLEDデイタイムランニングライトやブルーにペイントされるブレーキキャリパーがGTEであることをアピール。同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”やLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”は標準装着。ボディタイプはステーションワゴンのVariantのみの設定である。
![画像2: 「Passat GTE Variant」を発売](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/04/05/9d5f3a221ac4d4a177e47f8ff86073850c8ee9a6_xlarge.jpg)
![画像3: 「Passat GTE Variant」を発売](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/04/05/355f44212d33b2b50e4e06339f19043033a35737_xlarge.jpg)
![画像4: 「Passat GTE Variant」を発売](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/04/05/41eed8d3ef4b6d7da3aa9321562ec3a00440224c_xlarge.jpg)
パワートレインは、115kW(156ps)の1.4 TSIと専用の6速DSG、そして、エンジンとトランスミッションに挟み込まれた85kW(116ps)の電気モーターの組み合わせで従来と同じ。この専用パワートレインにより、前輪を駆動する。
![画像5: 「Passat GTE Variant」を発売](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/04/05/454587e32409a0e0f3410232c313331e7792a4f2_xlarge.jpg)
一方、マイナーチェンジを機に、搭載する駆動用リチウムイオンバッテリーの容量が9.9kWhから13.0kWhにアップ。これにより、EV走行の航続可能距離が51.7kmから57.0kWhに延びている。
走行モードは、バッテリーの電力だけで走る「EVモード」、走行状況にあわせて電気モーター、エンジンを切り替えたり、両方を使うことで効率的な走行を行う「ハイブリッドモード」、電気モーターとエンジンのパフォーマンスを最大限に引き出すことで、スポーティな走りが楽しめる「GTEモード」の3つを用意。ハイブリッドモードでは、現在のバッテリー残量を維持したり、走行中に設定されたレベルまで充電を行うといった設定も可能だ。
![画像6: 「Passat GTE Variant」を発売](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/04/05/e8eaff8bf59f60ed42bf53c614271838f360c50c_xlarge.jpg)
![画像7: 「Passat GTE Variant」を発売](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/04/05/1c178a9dfdaba8b9271c9cf499fad6f29845d082_xlarge.jpg)
![画像8: 「Passat GTE Variant」を発売](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/04/05/c601c5c96ad8e231eb1f2d2deb936653fe254919_xlarge.jpg)
ラインアップは標準仕様の「GTE」と上級グレードの「GTE Advance」を用意。GTE Advanceには、ヘッドアップディスプレイ、アラウンドビューカメラ「Area View」、ナパレザー製パワーシート、アダプティブシャシーコントロール「DCC」、235/45R18モビリティタイヤ+8J×18インチアルミホールなどが追加される。
価格は以下のとおり。なお、半導体供給不足などの影響により2022年の供給量は約50台の見込みで、それ以降の受注分については2023年以降の出荷となる予定だという。
- Passat GTE Variant……6,345,000円
- Passat GTE Variant Advance……6,838,000円
![画像9: 「Passat GTE Variant」を発売](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2022/04/05/64fe1377d9c1984867f5741ce0556cdf4767a40b_xlarge.jpg)
(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Volkswagen Japan)