2月のある日、e-Golfを買ったフォルクスワーゲンディーラーから車検のお知らせが来ました。次の車検は6月上旬。まだ時間がありますが、さっそく予約を入れました!
トラブルもメインテナンスもフリーで、快調な愛車。箱根くらいならこのクルマで行ってしまうので、移動はほとんどe-Golfです。加速は十分だし、乗り心地は良いし、スピーカーを換えたので音楽を聴くのも楽しいし。ただ、日々進化するEVですので、世代の古さは否めず、「もう少しバッテリー容量が多かったら……」とか、「高出力の急速充電に対応してくれたら……」と思うことはよくあります。
今回の車検は通すとして、その次までには最新モデルに買い換えたいなぁ……というのがいまの気持ち。現時点での次期愛車の有力候補は、この秋発売の「Audi Q4 e-tron」と、今年中に日本上陸が予定される「Volkswagen ID.4」です。
本当はGolfサイズのEVがほしいのです。全高が1550mm未満の背の低いモデルが。しかし、「ID.3」ですら1552mmで条件オーバー。だったら、いっそのこと、さらに背の高いSUVスタイルのQ4 e-tronでもID.4でもいいかなぁと思い始めています。
そうなると、この2台以外にも候補はいろいろ増えてきて、つい先日、日本上陸を発表したばかりのHyundai(ヒョンデ)の「IONIQ 5(アイオニック5)」もその一台。バッテリー容量や急速充電のスピードなどはライバルに比べて遜色なく、そのうえ値段はお手頃。ヨーロッパ勢がそっぽを向いてきたAC100Vコンセントを設置したり、家庭に電気を供給するV2Hに対応したりと、日本のユーザーが喜ぶ機能を搭載しているのも見逃せません。購入補助金は輸入車トップの80万円を獲得! このあたりは、ぜひAudiやVWも見習ってほしいものです。
運良く試乗することもできたのですが、自動車メーカーがつくるEVだけあって、仕上がりは上々。走りも実に爽快でした。
IONIQ 5の導入によってこの市場が面白くなってきたのは確かで、次の愛車選びがますます悩ましくなってきました(笑)
(Text by Satoshi Ubukata)