「オールメイド・イン・ジャパン」を貫く日本を代表するホイールブランドの「RAYS(レイズ)」から、同社の看板モデルとして圧倒的な支持を集める鍛造スポーツホイール「VOLK RACING(ボルクレーシング)」の最新作「NE24」が登場。その実力を確かめるために、サーキットでの比較テストを行った。
【Movie】VOLK RACING NE24の実力をサーキットでチェック!
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RAYSがモータースポーツで培ってきたテクノロジーを惜しみなく注ぎ込む鍛造スポーツホイールの最高峰がVOLK RACINGシリーズ。近年はスポーツ性能に美しさを融合した「G」シリーズにより、輸入車ユーザーを中心に多くのファンを獲得しているが、やはり本流は「TE」や「CE」、「ZE」といったシリーズである。その流れを汲み、実に7年ぶりの新シリーズとなるのがこのNE24である。
“N”は、市販車に近いレギュレーションで競うレースカテゴリー“グループN”をイメージしたもので、“E”はTE、CE、ZEに続くまったく新しいエボリューションラインの誕生を意味する。
「NE24はスポーツモデルをノーマルのまま楽しむ人に向けて用意したホイールです」とは、VOLK RACINGをプロデュースする山口浩司氏。ゴルフ8のような、新しい世代のCセグメントのクルマをターゲットに開発したという。
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NE24を特徴づけるのが、極限まで鍛え上げた2×4スポークのデザイン。スポーツホイールに求められる強さと軽さをきわめて高い次元で両立するのはRAYSならでは。よく見ると、対向するスポークが同一線上にないのがわかるが、これは1本のスポークが受けた入力を対向する3本のスポークで受け止めるための構造であり、入力を効率的に分散させるためのテクニックだ。
スポークのデザインにも特徴があり、リムエンドの三角形の広がりは、RAYSのレースホイールに用いられる「フェアリング」に由来するものだ。さらに、センター締結部とリム結合部に十分な体積を確保することで、タイヤからの入力をしっかりと受け止めるとともに、ドライバーに的確なステアリングインフォメーションを伝えるのだという。
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サイズはまさにCセグメントのホットハッチをターゲットとした18インチで、今回はわれわれが所有する「ゴルフ8 eTSI R-Line」に装着。標準装着の17インチホイール&225/45R17(タイヤはGOODYEAR EAGLE F1 ASYMMETRIC 3)と、NE24&225/40R18(タイヤはMICHELIN PILOT SPORT 4 S)を袖ケ浦フォレスト・レースウェイで比較試乗することで、その違いを明らかにする。
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さて、この比較試乗を担当するのは、数年前からスポーツドライビングにはまり、2020年からはAudi A1によるワンメイクレース「A1 FUN CUP」にも参戦している武尾幸子さん。マリンスポーツを楽しむ武尾さんは以前、Audi Q5を所有していたが、3年ほど前に「Audi driving experience(ADE)」に参加したのがきっかけでスポーツドライビングに目覚めたという。「『自分はなんて遅いんだ。皆についていけない』のが悔しかった」武尾さんは、負けず嫌いの性格だけに、その後、ADEに参加を続けて腕を磨き、A1 FUN CUPにも参戦するようになった。
それにともない愛車も変わり、現在は「Audi TT RS Coupe」と「Audi S1」を所有している。
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そんな武尾さんだが、これまでアルミホイールにはまるで関心がなかったという。「もちろんタイヤの大切さは知っていましたが、アルミホイールには全然興味がありませんでした。新車を購入するときに純正オプションを考えるくらい。スタッドレスタイヤ用に購入したことはありますが。乗り比べて、違いがわかるかどうか不安です(笑)」(武尾さん)
まずは純正ホイール&純正タイヤのゴルフ8で袖ケ浦フォレスト・レースウェイを周回してもらい、その感触を確かめる。サーキット走行は慣れている武尾さんだけに、的確なライン取りで颯爽と駆けぬけるのが印象的だ。
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その後、武尾さんが休憩しているあいだに、ゴルフ8のホイールとタイヤを交換。NE24を装着したゴルフ8でコースに向かった武尾さんは、標準ホイールとの挙動の違いを確かめていく。
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試乗後、武尾さんに話を伺うと、興味深いコメントが返ってきた。
「ひとことで表すなら、NE24は“体幹がいい”ですね! 8年くらい前からサーフィンのために体幹トレーニングを取り入れているのですが、3年ほど前、突然サーフィンが上達したんですよ。それまで伸び悩んでいたのに。NE24で走った印象は、サーフィンが急に上手くなってきたときと同じ感覚なんです」(武尾さん)
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とくに違いが感じられたのがコーナーの速さ。「コーナリングが安定しているからか、純正ホイールのときに比べてNE24のほうが横Gが小さく思えるくらいです。そのぶん、スピードを上げることができますし、ステアリング操作も小さくてすみましたね」とは武尾さん。
ホイールの役割も理解できたという武尾さんは、「コーナーでミスをして、いつもならアンダーステアが出る状況でも、NE24を履いたゴルフでは何事もなかったかのようにコーナーを駆け抜けることができました。ブレーキをガツンと踏んだときの安定感や加速のスムーズさ、そして、タイヤがしっかりと路面を捉えている感じなど、ホイールがタイヤにしっかりと仕事をさせているんだなぁと思いました。そういったことをひっくるめて、NE24は“体幹がいい”んです」と話す。
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「これまでホイールは何でもいいと思っていましたが、比較試乗してその大切さがわかりました。タイヤだけでは良い結果が生まれないのは、どんなに“腹筋”を鍛えても“殿筋”がなければ体幹が成り立たないのと同じですね。ホイールでいまのクルマの性能を引き出せるわけですから、愛車のホイールも買い換えてみようと思いました。速いクルマに乗り換えるより、ホイールを買い換えたほうが断然安いですしね(笑) いまは“NE24貯金”をしようと思っています」(武尾さん)
NE24で走ったのがきっかけで、武尾さんの新しいカーライフが始まりそうだ。
(Text & photos by Satoshi Ubukata)
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