フォルクスワーゲンによれば、ヨーロッパ市場において、電気自動車の「ID.3」が発売から1年で14万4000台を超える受注を獲得した。
この1年で受注した14万4000台のうち、フォルクスワーゲンの新規カスタマーは約70,000。他のフォルクスワーゲン車における新規カスタマーの割合が約36%ということを考えると、約半分に迫るID.3の比率はとても高いことがわかる。
2021年8月だけを見ても、ID.3の人気の高さは明らかで、ドイツをはじめ、UK、アイルランド、オーストリア、スイスでEV販売台数ナンバー1を獲得。西ヨーロッパ市場全体でもEVナンバー1に輝いた。
ID.3を購入した理由として、60%がその高い環境性能をあげ、また51%がID.3の先進性に魅力を感じている。また、購入者の7割が、充電に家庭用の太陽光発電や電力会社が提供するグリーン電力を用いているという。
(Text by Satoshi Ubukata)