ゴルフ7/7.5の純正オーディオ、その音質は決して悪くはないのですが、先日Harman Kardonのプレミアムサウンドシステムが装着された「ゴルフ8」で東京〜鹿児島間を往復し、「eゴルフ」に乗り換えたら、あまりの音質の違いに呆然……。ならば、スピーカーをグレードアップしようと思い始めていたところ……

画像1: 【e-Golf】スピーカー交換でサウンドをグレードアップ

maniacsからタイミング良く発売されたのが「OPTIMIZE maniacs sound system gen.3 for Golf7/7.5」でした。

“gen.3”という名前からもわかるとおり、この商品はゴルフ7/7.5用に仕立て上げられたスピーカー交換キットの第3世代。第1世代と第2世代がJBLのスピーカーを用いていたのに対し、第3世代はフランスのBLAM(ブラーム)社製のスピーカーを使用するのが大きな違いです。

“Bonneville Laboratory And More”を意味するBLAMは、フランスの「FOCAL」出身のエンジニア、Guy Bonneville氏が2013年末に興したブランドで、“Driven by Passion”をモットーに気持ちの良いフレンチサウンドを届けてきました。

そのBLAMの「RELAX 165RS」「RELAX 165RC」をベースに、第1世代と第2世代を手がけたカーオーディオのマイスターがゴルフ7/7.5用にセッティングを施し、これにmaniacsオリジナルのジュラルミン製バッフルを組み合わせたのが今回のOPTIMIZE maniacs sound system gen.3 for Golf7/7.5です。

画像2: 【e-Golf】スピーカー交換でサウンドをグレードアップ

私は過去に第1世代を試聴したことがあり、純正スピーカーとは段違いに高音質のサウンドを奏でるOPTIMIZE maniacs sound system for Golf7/7.5の実力は体験済み。ということで第3世代を試聴することなく(笑)、愛車に取り付けることにしました。

maniacsのオリジナル商品ということもあり、作業はいつものmaniacs STADIUMにお願いします。

画像3: 【e-Golf】スピーカー交換でサウンドをグレードアップ

ゴルフ7/7.5の場合、片側4個、合計8個のスピーカーが装着されています。具体的には、ウーファーがフロントドアとリヤドアに、トゥイーターがAピラーとリヤドア(の内張)にあります。

OPTIMIZE maniacs sound system gen.3 for Golf7/7.5では、フロントにウーファーとトゥイーターが分離したスピーカーシステムを装着する一方、リヤにはウーファーとトゥイーターが一体になったコアキシャルスピーカーシステムを使用。そのため、リヤドアのトゥイーターはカプラーを外して機能しないようにします。

交換作業は、前後ドアパネルにリベット止めされたウーファーをドリルを使って外し、その穴にジュラルミン製バッフルを装着し、さらにウーファーを取り付けます。その際、スポンジゴムやシーリング剤でしっかりと処置しておくことが重要だそうです。こうすることで、車内に雨水などが入ることを防ぎます。

Aピラーに取り付けるトゥイーターは、ネットを外して、純正トゥイーターのあった場所に接着剤で固定します。

作業が終わったところでさっそく試聴しますが、純正スピーカーに比べると明らかに音がクリアで、音が目の前に広がる感じ。とくに伸びのある高音や美しい女性ボーカルなどが際立ちます。

いつもと同じ音楽を聴くと、「こんな音が入っていたっけ?」と思うこともしばしば。これまで隠れていた音が、ちゃんと前に出てくることで、音に厚みが増した印象です。サウンドは全体にナチュラルでバランスが良く、とても聞きやすい仕上がりでした。

音量を上げてみると、ワレたり、ビビったり、こもったりは一切ないのはもちろんのこと、一部の音域だけが強調されたり、耳障りになることもなく、気持ちよく音が広がっていく感じでした。件のプレミアムサウンドシステムと比較しても、決して見劣りしないクオリティといえます。

しかも、eゴルフの場合は、パワートレインからのノイズがエンジン車に比べてきわめて低く抑えられていますので、走行中で比較すれば、eゴルフとOPTIMIZE maniacs sound system gen.3 for Golf7/7.5の組み合わせのほうが実力は上かもしれません。

というわけで、費用対効果も満足度も高いOPTIMIZE maniacs sound system gen.3 for Golf7/7.5。スピーカーをグレードアップしたおかげで、eゴルフでの移動がさらに楽しくなりそうです!

(Text & photos by Satoshi Ubukata)

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