コロナ禍ですっかり変わってしまった新車発表会のスタイル。あんなに足を運んでいたのに、今はタイムリーに実車を見られるのは一部のメディアや人に限られていて、なんだかな~という感じ(笑) 「密」を避けなきゃいけないし。
そして2020年7月15日、新型コンパクトクロスオーバーSUV「T-Roc」のオンライン発表会が行われました。
今年初めにこのT-Rocより小さいサイズの「T-Cross」が発売されたばかりですが、それに続いての日本市場投入です。
ドイツ本国では2017年にワールドプレミアを果たしていて、私もその年のフランクフルトモーターショーでT-Rocを初めて目撃しましたが、あれから約3年後……。少し遅い気もしないでもありませんが、それだけ世界的に見ても人気のモデルということなのかもしれません。
これでフォルクスワーゲンのSUVは、オトナな「ティグアン」、おてんば娘のT-Cross、そしてスマートなT-Rocの3台に。なんだかんだいっても、まだまだ熱いSUV市場のようです。
今回のオンライン発表会は、自宅から参加。その前に母を病院に送っていき、一旦自宅に戻ってからの参加でバタバタしていたとはいえ、事前にメディア登録をしていたから大丈夫だと思いきや、なぜか設定したパスワードでは中に入れず、スタート10分ぐらいしてからやっと入れました。しかし、そんなときでも、オンラインだとあとからアーカイブで見ることができるのですが、それもまたいいような悪いような……(笑)
私が見始めたときはちょうど、ティル・シェア社長が「All My T-Roc」の話をしていたところ。
ボディカラーは12色。面白いのはブルー系。ブルー系だけルーフが白で、明るいブルーの”ラヴェンナブルーメタリック”と、パープル系の”ブルーアトランティックブルーメタリック”が個性的。
サイズは、全長4240mm、全幅1825mm、全高1590mm。ホイールベースは2590mm。最小回転半径は5.0m。
2.0L TDIエンジンは最高出力110kW(150ps)、最大トルク340Nm(34.7kgm)で、燃費は18.6km/Lというスペックです。
装備は、全車に全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール”ACC”、レーンキープアシスト”Lane Assist”、インフォテイメントシステムのフルクスワーゲン純正”DiscoverPro”、デジタルメーターの“Active Info Display”を装着。
そしてラインアップは、今のところディーゼルエンジンモデルのみで4グレードを用意。「T-Roc TDI スタイル」、「T-Roc TDI スタイル デザインパッケージ」、「T-Roc TDI スポーツ」、「T-Roc TDI R-Line」で、価格は384万9000円から。
こちらは近々、試乗予定なので、試乗したらまたご報告します!
(Text by Yumi Yoshida)