2020年6月15日、フォルクスワーゲン グループ ジャパン（VGJ）は、新しいフォルクスワーゲンのブランドデザインとロゴを日本市場に導入し、同日より順次展開を始めた。
2019年のフランクフルトショーで初披露された新しいブランドロゴはシンプルかつフラットな二次元デザインで、新しいブランドデザインとともに、デジタルメディアへの高い親和性に配慮したものだ。
新しいブランドデザインとロゴは、基本戦略を社内で策定し、ベルリンの中心部にある「パワーハウス」を拠点に19の社内チームと17の広告代理店がこのプロジェクトに参加している。
新しいロゴは、これまでのブルーとホワイトの組み合わせてに加えて、他のカラーバリエーションも認められている。
デザインでは、活き活きとした力強さを意味する「Vibrant Power」をテーマに、より大胆でカラフルなものに変わる。
そして、ブランドを演出する手段として車両のライトを積極的に使うという。
このプロジェクトにおいて重要な役割を果たしたフォルクスワーゲンのチーフデザイナーのクラウス・ビショフ氏は、「eモビリティをエモーショナルに表現するために、ニューブランドデザインを使った新たなコミュニケーションプラットフォームを作成しました。“デジタル ファースト”と“フィルターなし（加工なし）”」をモットーに、未来のフォルクスワーゲンを表現しようとしたのです」と述べている。
VGJでは同日より公式ウェブサイトをリニューアルし、新ブランドデザインを採用する。
また、VGJ本社のロゴや全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーについても、順次新しいロゴに切り替える。
(Text by Satoshi Ubukata)
