2020年6月8日、フォルクスワーゲン グループは、7月1日付けで、グループの中核であるフォルクスワーゲン乗用車ブランドのCEO(最高経営責任者)にラルフ・ブランドシュテッター氏が就任すると発表した。

画像: VWブランドのCEOにラルフ・ブランドシュテッター氏が就任

1968年生まれのブランドシュテッター氏は、1993年にフォルクスワーゲン グループに入社し、以後、おもに調達部門を担当。2015年12月にはフォルクスワーゲン乗用車ブランドの調達担当取締役に就任し、さらに2018年8月からは、フォルクスワーゲン乗用車ブランドのCOO(最高執行責任者)を務めている。

ブランドシュテッター氏は、「フォルクスワーゲンにとって、未来への道筋が設定されています。フォルクスワーゲン ブラントドは、 “Transform 2025+”戦略に基づいて CO2 ニュートラルなモビリティを実現するリーディング プロバイダーへと進化を遂げており、デジタルテクノロジー企業へと変わって行きます。フォルクスワーゲン チームの全員による献身的な取り組みに心から感謝しています。私たちは、今後もチーム一丸となって前進していきます」は述べている。

ブランドシュテッター氏がフォルクスワーゲン乗用車ブランドのCEOに就任するにともない、現在、フォルクスワーゲン グループCEOとフォルクスワーゲン乗用車ブランドCEOを兼任しているDr. ヘルベルト・ディース氏は、グループCEOの職務に専念する。

(Text by Satoshi Ubukata)

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