2020年4月2日、フォルクスワーゲン グループは、医療現場などで必要とされるフェイスシールドの構成パーツを、3Dプリンターにより生産を始めた。
![画像1: VWが3Dプリンターでフェイスシールド生産に貢献](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2020/04/07/8ad03526f35c39351af5874f7409847b4c3a9f4f_xlarge.jpg)
フォルクスワーゲン グループが生産するのは、透明の保護シールドを固定するフェイスシールドホルダー。スペイン当局からの求めに応じて緊急に必要となったフェイスシールドの生産に、3Dプリンターが役立っている。
3Dプリンターによる生産は、ウォルフスブルクやインゴルシュタットの大規模な3Dセンターだけでなく、グループ内の他の工場でも行われる。フォルクスワーゲン グループでは、現在さまざまな場所に計50台を超える3Dプリンターがあるが、このプロジェクトのために、さらに3Dプリンターを追加するという。
![画像2: VWが3Dプリンターでフェイスシールド生産に貢献](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2020/04/07/8d6bbf77a1cc3d8723ec39b12d8c253e3e490b84_xlarge.jpg)
このプロジェクトの他にも、フォルクスワーゲン グループでは、マスクやフェイスシールド、人工呼吸器などを生産し、医療機関などをサポートしている。
![画像3: VWが3Dプリンターでフェイスシールド生産に貢献](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2020/04/07/7ea8417a15e2d2aa376d156bd497147385fcd88a_xlarge.jpg)
(Text by Satoshi Ubukata)