2019年6月4日、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、特別仕様車「ゴルフ マイスター」「ゴルフ ヴァリアント マイスター」「ゴルフ オールトラック マイスター」を発表し、同日より販売を開始した。
2013年に日本に導入された現行ゴルフ7。新型の登場が囁かれるなか、VGJが「安全性と快適性を大幅に向上させた、現行ゴルフシリーズの集大成」と位置づけるのが、特別仕様車の「マイスター」だ。
マイスター(Meister)はドイツ語で「職人・名人」を意味し、「その名が示すとおり、入念につくりこまれた完成度の高い特別仕様車」(プレスリリースより)だという。
VGJでは「ゴルフ マイスター」「ゴルフ ヴァリアント マイスター」「ゴルフ オールトラック マイスター」の3モデル、5グレードを用意。パークディスタンスコントロール(フロント/リヤ、前進/後退時衝突軽減ブレーキ機能付)と駐車支援システム“パークアシスト”を全車に標準装着して安全性をさらに強化している。
また、レザーシートを一部グレードに標準装着するとともに、明るいベージュのレザーシートを新たに設定している。
デンマークのハイエンドオーディオメーカー「DYNAUDIO(ディナウディオ)」と共同開発したプレミアムサウンドシステム“ディナウディオ サウンドシステム”がオプションで選べる(ゴルフTSIハイライン マイスター/ゴルフ ヴァリアントTSIハイライン マイスター)のも見逃せないポイントだ。
ラインアップと価格は以下のとおり。
- ゴルフTSIコンフォートライン マイスター:306万9000円
- ゴルフTSIハイライン マイスター:359万9000円
- ゴルフ ヴァリアントTSIコンフォートライン マイスター:320万9000円
- ゴルフ ヴァリアントTSIハイライン マイスター:373万9000円
- ゴルフ オールトラックTSI 4MOTION マイスター:399万9000円
また、一部モデルに用意されるオプションは次のとおり。
- プレミアムサウンドシステム“DYNAUDIO”パッケージ:7万5600円
- プレミアムサウンドシステム“DYNAUDIO”/レザーシートパッケージ:36万7200円
- 有償オプションカラー(オリックスホワイト マザーオブパールエフェクト):6万4800円
なお、今回のゴルフ マイスターシリーズは限定販売ではなく、ゴルフ8の発売まで、このグレードが販売の中心になるはずだ。
(Text by Satoshi Ubukata)