091003-WTCC-01.jpg「1000円高速が始まったら、長期テスト車で遠出しようよ!」なんて、マキムラ編集長と話をして早半年。延び延びになっていましたが、ようやく実行に移せそうです。
目的地は岡山。写真を見てピンと来た方はなかなかのレース通、そう、10月末に岡山国際サーキットで「091003-WTCC-03.jpg091003-WTCC-04.jpg
今週末、日本のモータースポーツは鈴鹿のF1で盛り上がっていますが、WTCCはF1やWRCとならぶFIA世界選手権のひとつで、今年で5年目を迎えるツーリングカーレースです。昨年はじめて岡山で開催され、悪天候にもかかわらず2万8000人の観衆を沸かせました。そしてまた今年も岡山にやってくるのです。

現在、WTCCに参加している車両は、「セアト」をはじめ、BMW、シボレー、そしてラーダの4社。フォルクスワーゲングループの一員ということで、どうしてもセアトが気になってしまいます。マシーンは、ゴルフのセアト版といえる「レオン」で、ワークスのセアト・スポーツは2LのTDI仕様!を投入。一方、プライベートのサンレッド・エンジニアリングは2L TSI仕様で、ライバルたちに挑むわけですから、これは応援しないわけにはいきません。

ドライバーの顔ぶれもまた豪華で、セアト・スポーツのカーナンバー2は元F1ドライバーのガブリエリ・タルキーニだし、BTCCや日本のF3で活躍したリカルド・リデルがカーナンバー3に乗るのも見逃せません。一方、サンレッド・エンジニアリングのカーナンバー22をドライブするのは、日本でも馴染みの深いトム・コロネル。この他にも、アレッサンドロ・ザナルディ、アラン・ムニュ、ニコラ・ラリーニなど、有名どころが一堂に会するわけですから、1レース50kmのバトルは一瞬たりとも目が離せません。

091003-WTCC-05.jpgさらにうれしいことに、この岡山では日本人ドライバー3名がスポット参戦します! ルマンウイナーの荒聖治選手に加え、谷口信輝選手、そして、加納政樹選手がBMW320siのシートを手に入れました。「久しぶりのスプリントレースなので、ガンガンいっちゃいますよ!」と荒選手はやる気満々でした。
僕としては、セアトに勝ってほしい気持ちがある一方、荒選手も応援したいという複雑な心境です。

これだけでもわざわざ東京から見に行く価値は十分ですが、ことしはアジアン・ルマンが同時開催になり、ここに「Audi R10」が参加するとなると、いてもたってもいられません(笑)

というわけで、VW&Audiファンにとっても大いに楽しめそうなWTCC&アジアン・ルマン。「宿はあるのか?」「サーキットまでの混雑は大丈夫なのか?」といろいろ不安はありますが、10月31日にはなんとか岡山国際サーキット入りしたいと思っています。

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