■ Golf Variant
■ Provence Moulage(France)
■ 1/43
■ Resin
昨今、Volkswagenのニューモデルはたいていミニカー化されています。ここが一昔前とは違うところで、新車発表会などでプレスに配る目的もあってか、実車の登場とほとんど時を同じくしてミニカーも手に入るのです。
主にスケールモデルの素材には、ざっくりいって二種類あります。ひとつは昔ながらのダイキャスト製、もうひとつはレジン(樹脂)製で、このGolf6 Variantは後者にあたります。
ダイキャストには金型を使用するのですが、こちらは型が丈夫なため大量生産に向いています。逆に、レジンの利点は素早く少量生産に対応できること。つまり、このVariantは、それほどたくさんつくられなかったようです。
ダイキャストには金型を使用するのですが、こちらは型が丈夫なため大量生産に向いています。逆に、レジンの利点は素早く少量生産に対応できること。つまり、このVariantは、それほどたくさんつくられなかったようです。
今回、知人にプレゼントするために探したのですが、それほど古いモデルではないにも関わらずなかなか入手困難だったのはそのせいだったようです。
知人の乗るブラックのボディカラーは製品化されておらす、今回はすべてのパーツをバラして塗装しなおしました。
バラしてみてわかりましたが、本当に細かなパーツ、たとえばワイパーの一本まで別パーツになっていて、製品としてこれを組み立てる労力は大変なものだなぁ、と感じました。
レジンのミニカーは少々値が張りますが、ここまで手づくりであれば仕方のないことだと妙に納得。ヘッドライトのレンズや窓の一枚一枚、ルームミラーにいたるまで、このクルマのためにパーツがつくられていると思うと、型づくりから、組み立て、パッケージに入れるまで、なんと手のかかることかと思わずにはいられません。
レジンのミニカーは少々値が張りますが、ここまで手づくりであれば仕方のないことだと妙に納得。ヘッドライトのレンズや窓の一枚一枚、ルームミラーにいたるまで、このクルマのためにパーツがつくられていると思うと、型づくりから、組み立て、パッケージに入れるまで、なんと手のかかることかと思わずにはいられません。
◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。