100201vas001.jpgねぇねぇ、カフェはカフェでも色々あるけれど「縁側カフェ」って知ってる?縁側?そう、縁側!日当たりのよい縁側でひなたぼっこしながら、まったりお茶できるとこがあるのよ~。いっちょ行ってみよ~(´∀`)みんな~、私に着いてきて~!
100201vas002.jpgここは山梨県は勝沼市深沢。農家の方がお家を開放して、縁側カフェなるカフェをオープンしたらしいと聞いてさっそく行ってみた。お邪魔したのは「やまじょう」さん。築100年は優に超えているというこのお宅。お祖父さんの代から受け継いで現在3代目となるぶどう農家で開いている縁側カフェ。といっても商売でやっているわけではなく、来たいという人なら誰でも受け入れてくれるカフェで300円~でお茶が飲めて、その時その時あるものでお茶うけをだしてくれるのだ。


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お茶うけはみ~んな手作り。この日はそこで育てた大根で作った風呂ふき大根やたくあん、白菜やカブのお漬け物。自家製干しぶどう等々たくさんのものを出してくれました。

100201vas005.jpg特にピオーネのてんさい糖シロップ漬けが最高でした。よくお土産店で売っているものはグラニュー糖漬けだしピオーネの皮もむかれちゃってるの。でもこちらの自家製のピオーネはてんさい糖を使用していてしかも皮ごとなの!なのに柔らかくて甘すぎない。水すら使わずに極力その素材そのままで作ることにこだわっているそうで自然な味付けで本当に美味しいのです!外では手に入りませんし、もう今は売り切れだそうですがその時季にこちらに伺えば購入もできるそうですよ。

静かな山あいで余計な音が全くなく、聞こえてくるのは、鳥の鳴き声と沢のせせらぎ。火鉢で温まりながら、人の温かさにも心が安らぐひとときです。

100201vas006.jpgこの地域で7軒の農家が縁側カフェに登録しているそうで、この日は、野点(のだて)が楽しめる喫茶呼(きっさこ)さんという縁側カフェもあると聞いて案内してもらいました。お抹茶を青空の下、いただけるの。素敵でしょ~~。

勝沼といえばぶどうの名産地。秋にはたわわに実るぶどうが一面にぎっしりで春夏も緑の葉がきれいって。ぜひ次の季節も訪れてみたいわ。商売チックじゃないから、そこがまた良くって、なんだか遠い親戚のお家に遊びにきたかのような昔から知っていたかのようなどこか懐かしい気持ちになる不思議な感覚を覚えます。それというのも、事務局の佐藤さんのお話では「自然が数多く残っています。皆様の第2のふるさとと思って訪れて下さい」と、 こんなことを言ってくださるところってそうないですよ~。田舎を持たない筆者はこの言葉に、いたく感銘を受けちゃいました~。

100201vas007.jpgそして、ぶどうといえばワイン。縁側カフェに来る途中、「勝沼トンネルワインカーブ」というところに立ち寄りました。今から100年以上前の明治36年に建造され、鉄道文化の遺産としても貴重なレンガ積みのトンネルで1997年まで使っていた中央本線の線路。新しく複線化したことで使われなくなったJR旧深沢トンネルは、そのままの姿をとどめながらワインカーヴ(貯蔵庫)に生まれ変わったそう。カーヴ内は年間温度6~14度、湿度45%~65%とワインの熟成には最適な環境で手前200mは個人用、奥900mはワイナリー各社のセラーとなっていて今は満員でキャンセル待ちだとか。このワインラックユニットは壮観なので一見の価値ありです。

また、反対側にある全長1,367mの大日影トンネルも、現在は勝沼ぶどう郷駅まで遊歩道になっています。歩くと30分ほどだそう。

100201vas008.jpgさて、縁側カフェで、まったりしたら、せっかく来たのでもうちょっと足を伸ばしたくなるでしょ?お次は、山の中腹でレーシングカートなんてど~かしら?勝沼から山梨市のほうへ移動。20分くらいかな。笛吹川フルーツ公園に向かって走るとその上にあるAZ山梨サーキット。

車好きの諸氏なら、ビュンビュン飛ばして彼女にカッコイイとこ見せられちゃうこと請け合いね^^冬は夕方すぐ暗くなってきちゃうので、着いたらナイターのライトが煌々と輝いてました。夜20時までやっていて、夜だと人が少なめでコースを独り占め(2人占め?)できるかも♪一周480Mで5周1000円。10周1500円です。(土日はそれぞれ300円アップ)

100201vas009.jpgレーシングカートは一番F1に近いと言われている乗り物じゃない?路面が近くてビンビン体に響いてきて、気分爽快!スカッとするわよね~。走り終わるとスコアレコードが渡されます。ちなみに私の今日のベストスコアは47秒90でした。速い人は36、7秒ですからね~。男の人のほうが断然うまいから頑張って~♪

100201vas010.jpgカートで軽く汗をかいたら、今後は温泉に行きませんか~?サーキットのすぐ上の「ほったらかし温泉」へGO!この同じ山を登っていくと一番上に日帰り天然温泉があるのだ。ほったらかしって。まったく、何てネーミングでしょう。訳すと「放置プレイ風呂」?って訳さなくっても日本語か!(笑)思わず、ぷっと笑いがでそうな名前よね~(´∀`)

ここのオススメは、断然、夜よ~!夜空の星を眺めながら温泉につかるの。そして眼下には甲府市街のキラキラしたネオンも見えてゆったりほっこり温泉につかる。これだけきれいな景色を眺めて湯船に浸かって700円!ちなみにてぬぐいを借りると200円、バスタオルだと1,000円かかるからマイタオルを一枚持っていくといいわね♪(*^-^)-☆

100201vas011.jpgちなみにさっきのカートを空が暗くなる前に走り終えておけば薄暮時のまだ明るい空と夜の星空の両方楽しめてかなりお得です。目の前の富士山を夕焼けとともに楽しみながら、あったか~い湯船でのんびりできちゃいます。あいにく混浴はないけれど、今は「こっちの湯」、「あっちの湯」の2種類あって、それぞれ別料金。ここは来るたびに少しずつ変化しているらしいので、将来的に混浴もできるといいわね。そこで愛なんか語っちゃたりして♪きゃ~(☆o☆) でも混浴ができると、人気がある温泉だしやっぱり混浴だけに混んじゃうかな?(おっとーーっ寒くない寒くない^^)
さて、ひとっ風呂あびて、小腹がすいたら、売店もあるので、寄ってみよっか。焚き火もあっていい感じ。ここの名物揚げ玉子120円。温泉玉子に衣をつけてフライにしてあります。塩味が効いてておいしかった。あと味噌田楽130円も、はふはふっのアツアツでした~☆ 
帰りはゆっくり焦らず帰宅しましょうね~。最近は高速1000円化の影響で普通の土日でも渋滞しますから~。

■縁側カフェの開催日等のお問い合わせ先:
「深沢・沢楽のみち」事務局TEL:0553-44-1502
(※カフェを開催する日、もてなしをする農家は日によって違うため事前予約が必要です)

■関連リンク:
AZ山梨サーキット
ほったらかし温泉

◆新妻靖子(にいつまやすこ)
出版社を経てフリーアナウンサーに。国内A級ライセンス保持。現在も自動車、レース関係のMCに多く携わる。助手席ジャーナリスト「助手席の気持ち」ブログを展開中。


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