先日、タイヤとホイールを交換したゴルフGTI。その後、なかなか都合があわずに乗れなかったんですが、ようやく借り出すことができました!
これが今日現在の(!?)8speed.net GTIです。
ライトまわりについては、アイテムが多いのと意外に手間がかかったので、また機会をあらためて詳しく紹介するとして、まずは個人的には最も興味のある走りの変化をチェック!
前回ご紹介したとおり、標準の225/45R17タイヤに代えて、このクルマには225/40R18の「ミシュランPilot Sport 3」と「OZ SUPERTURISMO LM」を装着しました。
それにしても、ずいぶんと男前になったなぁ。
これが今日現在の(!?)8speed.net GTIです。
ノーマルのGTIとはずんぶん印象が違うでしょう? タイヤとホイールに加えて、ドイツのGTIにオプション設定されている純正「LEDポジショニングライト付バイキセノンヘッドライト」を装着してみました。リヤも純正LEDテールに変更してあります。ノーマルに比べて、精悍さがアップしていると思いますが、いかがでしょう?
さっそく、走らせてみると、「あれ、乗り心地いいじゃん!」。
これには正直驚きました。確かに、以前に比べると硬めにはなっていますが、ソリッドというか、シャキッとしたというか、全然嫌な硬さではないですし、「かったいなぁ!」というレベルでもありません。突き上げ上げられる感じもなく、ハイスピードはもちろん、街中でも我慢は不要でした。
インチアップすると、当然バネ下重が増え、荒れた路面ではゴトゴト、バタバタとショックを伝えるものですが、純正よりもいかにも軽そうなホイールのおかげなのか、バネ下重もほとんど気にならず。ゴルフGTIのサスペンションが懐深い、ということもあるのでしょうが、これなら自信を持ってお勧めできますし、僕自身が乗るにしても十分合格です(A1より快適だし 笑)。
そして、一番の収穫は、ステアリングのレスポンスが、よりリニアになったこと。いいかえると、ステアリングの操作に対して、クルマがいままでよりもダイレクトに反応するんです。スポーツモデルにとって重要な性能が、ワンランクアップしたとでもいえばいいでしょうか?
おかげで、最初に乗ったときに比べて、ゴルフGTIがよりGTIらしく感じられました。
一方、弱点としては、標準のミシュランPrimacy HPに比べると多少ロードノイズが大きくなったことくらい。しかし、ゴルフGTIは排気音が勇ましいので、ロードノイズが少し大きくなったところで、さほど気にならないかもしれません。
ということで、サスペンションに手を加えることなく、スポーティさを手に入れた8speed.netのゴルフGTI。これからのドライブが楽しみです!
(Text by S.Ubukata)