現在実施中の「Volkswagen Owner's Passお申し込みキャンペーン」を機に、愛車ゴルフ1で加入を考えている8speed.net編集長の体験レポート。まずは、Volkswagen Owner's Passについて、フォルクスワーゲン グループ ジャパンの担当者に話を伺う。
フォルクスワーゲン グループ ジャパン（以下、VGJ）では、2012年7月からVolkswagen Owner's Pass（フォルクスワーゲン オーナーズ パス、以下、VOP）の全国展開を開始した。
このVOPは、フォルクスワーゲンオーナーだけを対象とした無料のプログラムで、アフターサービスの利用でポイントが貯まる「ポイントプログラム」、必要なメンテナンス情報やカーライフにあわせたキャンペーン／イベント情報を知らせる「マイページ」、さらに、フォルクスワーゲンオーナーだけへの特別な情報を届ける「特典情報」などにより、豊かなフォルクスワーゲンライフをサポートしようというものだ。
新車を購入したオーナーはもちろんのこと、それ以外のフォルクスワーゲンオーナーであっても、正規ディーラーで申し込めば、VOPへの加入が可能。つまり、フォルクスワーゲンオーナーなら、誰でもメンバーになれるのがVOPなのだ。そんなVOPをVGJが展開する狙いはどこにあるのか？ 担当するアフターセールス本部サービス・部品販売担当部長の福本丈治氏は「VOPは、オーナーの皆さまがもっとフォルクスワーゲンを楽しむための"コミュニケーションの鍵"」と話す。
「フォルクスワーゲンの新車の情報やブランドの話題は豊富に発信していますが、オーナーの皆さまに向けて、フォルクスワーゲンライフの楽しみ方や役立つ情報をお知らせしたくても、これまでは効果的な手段がありませんでした。そこで、Eメールなどを使い、オーナーの皆さまとフォルクスワーゲンを近づけるのが、このVOPの役目なのです」。なるほど、オーナーとのコミュニケーションを図るために立ちあげたのがVOPというわけだ。すべてのフォルクスワーゲンオーナーに門戸を開いているのがうれしいところ。
「新車を購入してくださったお客さまだけでなく、いま乗っているフォルクスワーゲンオーナーの皆さんを対象としたのは、フォルクスワーゲンを支えてくださるすべてのオーナーを応援したいという気持ちからです。こういうところがフォルクスワーゲンらしい部分だと思っていますし、オーナーの皆さんとフォルクスワーゲンは常にそういった関係でありたいと願っています。そんなフォルクスワーゲンの"チームの一員"という証（あかし）が、VOPであり、このメンバーズカードなのです」。
チームの一員......その言葉がフォルクスワーゲンオーナーには心地よく響く。
「フォルクスワーゲンのキーやVWのエンブレム付きのキーホルダーって、何か特別な感じがしますよね？ フォルクスワーゲンオーナーの証であり、誇りでもありますから。さらにこのVOPメンバーズカードを持つことで、愛車がもっと愛おしくなればいいと思います」。
VOPは、フォルクスワーゲンとオーナーの距離を縮めるだけでなく、オーナーと愛車の関係をより深いものにするためのものなのか。
「フォルクスワーゲンを乗る人は、皆さんフォルクスワーゲンが大好きです。これは、他の自動車ブランドに勝るところであり、フォルクスワーゲンの強みです。そんな皆さまからの"フォルクスワーゲン愛"を表現したのが、今回のキャンペーンのポスターです。フォルクスワーゲンの中にLOVEがあります。LOVEの中にフォルクスワーゲンがあります」。ブルーのイメージが強いフォルクスワーゲンだけに、赤のポスターは意表を突く。
「あえてハートの色ということで赤にしました。LOVEを深めるお手伝いがしたい。オーナーになってよかったと思われるようなブランドになりたい......。そんな思いがVOPの原動力ですし、知れば知るほどフォルクスワーゲンがもっと好きになるコンテンツを提供したいと心がけています」。「愛車がもっと愛おしくなる」というスローガンを掲げてスタートしたVOP。ここまで話しを伺ったからには、一日も早くVOPのメンバーにならなくては！
続く......
(Text by S.Ubukata / Photos by H.Ohshima, S.Ubukata)
