091222-DUO.jpgフォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)とトヨタ自動車は、2010年12月末でディストリビューター契約を解消すると発表した。
VGJおよびフォルクスワーゲンAG、そして、トヨタ自動車は、1991年7月にフォルクスワーゲン車の販売(ディストリビューター契約)に関する基本覚書に調印し、翌1992年からトヨタが「DUO(デュウオ)」事業を開始した。トヨタ系フォルクスワーゲン正規ディーラーは現在88社、134店舗に及ぶ。2008年には国内4万5522台のうち、ほぼ半数にあたる2万1774台を販売している。

2011年からは、DUO各店はVGJと直接契約を結んだうえで、引き続き販売を継続することになるというから、ユーザーとしてはひと安心だが、これを機に撤退や新規参入といった動きが起こる可能性もあり、しばらくは事態を静観する必要があるだろう。

(Text by S.Ubukata)

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