100420news0002.jpgフォルクスワーゲンは今年から、新しいワンメイクカップシリーズ「シロッコRカップ」をドイツで開催する。



シロッコRカップにはユニークな特徴が3つある。
1番目に、 競技車両にバイオCNG仕様のシロッコカップカーを使用。ガソリンエンジンに比べ最大80%のCO2排出量を削減するということ。ニュルブルクリンク24時間レースで証明されたパフォーマンスの高さとエコフレンドリーの両立を目指す。

次に、 ジュニア、プロ、レジェンドカップの3つのクラスからなる合計25台によるレースを行うということ。ジュニアカップの11 名のドライバーは、昨年度ポロカップのチャンピオンや、米国ジェッタTDIカップのチャンピオンからなるプロカップの9名の選手の走りを目の当たりにできる。さらにプロカップの選手は各戦毎に入れ替わる現役・往年の名レーサー5名からなるレジェンドカップの選手達の胸を借りるて走ることができる。初戦のホッケンハイムには今年度のダカール覇者カルロス サインツや元F1ドライバー マーティン ブランドルらがレジェンドカップに参戦。

そして3番目はオーバーブーストボタン(push-to-pass)の新採用。オーバーブーストボタン使用することにより平常時の225馬力から一時的に275馬力までパワーアップする。

年間9戦が行われる新シリーズの初戦は4月23日(金)、24日(土)にホッケンハイムリンクにて開催される。なお、日本で今年度Volkswagen Trophy Associationが主催し、新型ゴルフ6などにて争われるVolkswagen GTI Cupの優秀選手1名が、「VWエクスチェンジプログラム」により10月にドイツのシロッコRカップへ派遣される予定となっている。

(Text by M.MAKIMURA)


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