100524-Polo-01.jpg2010年5月24日、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、現行ポロに1.2L TSIを搭載するとともに、上級グレードを追加した。発売は6月4日。
ポロに待望の1.2TSIエンジンが搭載された。VGJは、2009年10月に開催した新型ポロの発表会で、1.2TSI搭載モデルの追加を明言していたが、蓋を開けてみると、わずか7カ月で1.4L自然吸気エンジンが消え、全グレードに1.2TSIが搭載されることになった。

ラインアップは、「ポロ1.4コンフォートライン」に代わるエントリーグレードとなる「ポロTSIコンフォートライン」と、同じエンジンを積みながら装備を充実させた上級グレード「 ポロTSIハイライン」のふたつ。

100524-Polo-02.jpg1.2L TSIエンジンは、ゴルフTSIトレンドラインと同じ直列4気筒直噴ターボで、最高出力105ps/5000rpm、最大トルク17.8kgm/1550-4100rpmを誇る。トランスミッションは全車7段DSGだ。
10・15モード燃費は20.0km/Lを達成し、4つ★の排ガスレベル性能とあわせて、エコカー減税・補助金の対象となった。

エントリーグレードのポロTSIコンフォートラインには、セミオートエアコン、スタンダードシート、ウレタンステアリングホイール、スチールホイールが標準。

これに対し、ポロTSIハイラインでは、フルオートエアコン、スポーツシート、レザーステアリングホイール/シフトレバー/パーキングブレーキグリップ、センターアームレスト、アルミホイール、リアパーキングディスタンスコントロール、フォグランプなどが採用される。

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一方、タイヤサイズはともに185/60R15を装着。走行性能の点ではグレード間にほとんど違いはないと予想される。

価格は、ポロTSIコンフォートラインが213万円、ポロTSIハイラインが242万円。エコカー減税により、ポロTSIハイラインの場合、取得税7万7800円、重量税3万3800円、翌年の自動車税1万7000円の計12万8600円が減税になるとともに、エコカー補助金の10万円(車齢13年超の廃車を伴う場合は25万円)が受けられる。

価格、内容ともに実に魅力的なポロだが、果たして走りは期待どおりか? さっそく明日、試乗会で試す予定。近日公開予定のレポートをお楽しみに!

(Text by S.Ubukata)

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