2012年10月30日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、ゴルフ トゥーランにSUVテイストのデザインパーツを施した「クロストゥーラン」を発表した。発売は11月20日。2011年の東京モーターショーで日本に紹介されたクロストゥーランがカタログモデルとして日本で販売されることになった。
クロストゥーランを特徴づけているのは、エクステリアを中心に装着された数々の専用パーツだ。
外観では、専用にデザインされたフロント／リアバンパーに加えて、ホイールハウスエクステンション、ブラックサイドモールディング、サイドスカートを装着。専用サスペンションはノーマルに比べて地上高が10mm高い設定になる。
足元は、フロントに215/50R17タイヤ＋6.5J×17アルミホイール、リアに235/45R17タイヤ＋8J×17アルミをそれぞれ装着する。LEDポジショニングランプ付きバイキセノンヘッドライトやフロントフォグランプは標準装着となる。
一方、内装では、専用デザインのファブリックシートが装着される。
さらに、フォルクスワーゲン純正ナビゲーションシステム「712SDCW」とリヤビューカメラが標準装着されるほか、パドルシフト付マルチファンクションレザーステアリング、2ゾーンオートエアコンが装着される。
パワートレインは、1.4 TSI"ツインチャージャー"（140ps／22.4kgm）と7速DSGの組み合わせで、JC08モード燃費は14.0km/Lを達成。エコカー減税50%の対象になる。
気になる価格は、ゴルフトゥーランTSIハイラインに比べて9万円高の348万円。専用装備やナビゲーションシステムがついてこの価格は、とても魅力的だ。電動パノラマスライディングルーフがオプション設定（14万7000円）される。
スポーティな7シーターミニバンがほしい方には打ってつけの一台。なお、駆動方式にFFを採用しているのは、クロスポロと同様である。
(Text by ub!）
