130222-XL1-02.jpg2013年2月21日、フォルクスワーゲンAGは、燃料1Lで100km走行できる"1リッターカー"「フォルクスワーゲンXL1」を発表した。

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夢の1リッターカーが、ついに現実のものになる。フォルクスワーゲンXL1が市販されることになったのだ。

全長3888×全幅1665×全高1153mmと低いルーフラインが特徴のコンパクトカーは、わずか795kgの車両重量とCd値0.189というエアロダイナミックボディを実現。モノコックなどはカーボン製だ。

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キャビンには2名ぶんのシートが用意されるが、写真からわかるように運転席と助手席がオフセットして配置される。

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130222-XL1-07.jpgパワートレインは、0.8L TDI(35kW/48ps)とモーター(20kW/27ps)を組み合わせたプラグインハイブリッドで、フロントに5.5kWhのリチウムイオンバッテリー、リアにエンジンとモーターを搭載する。トランスミッションは7速DSGを採用する。
これにより、100km走行あたりの燃料消費率は0.9Lを達成。また、バッテリーに蓄えたエネルギーだけで、最高50kmの走行が可能だという。最高速度は160km/h、0-100km/h加速は12.7秒の動力性能を持つ。

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XL1はオスナブリュック工場で、ほぼ手づくりに近い状況で生産されるという。

発売時期や価格については明らかにされていないが、XL1が街を走る姿を一日も早く見たいものだ。

(Text by S.Ubukata)

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