130820-R.jpg2013年8月21日、フォルクスワーゲンAGは、新型ゴルフRの写真を公開した。




ゴルフのRモデルとしては4代目となる新型ゴルフR。先代同様、2.0 TFSIを搭載し、フルタイム4WDを採用するが、フルモデルチェンにあたっては大幅なパワーアップが図られている。

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新しい2.0 TSIエンジンは、ゴルフGTIと同じEA888シリーズ。注目のスペックは、最高出力がなんと300ps! 最大トルクは380Nmを達成する。ゴルフGTIに比べて70psのアップで、また、先代のゴルフRと比較しても44psのパワーアップとなった。

組み合わされるトランスミッションは6速マニュアルまたは6速DSGで、最新世代のハルデックス5により4輪に駆動力を伝達する。

0-100km/h加速は、マニュアルが5.1秒、DSGが4.9秒。ちなみに、旧型のマニュアル仕様は5.7秒だった。一方、100km走行あたりの燃料消費率は、マニュアルが7.1L(旧型は8.5L)、DSGが6.9L(同8.4L)と、こちらも大幅な改善となった。

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外観は、標準のゴルフに比べて20mm、GTIに比べて5mm車高が低められ、よりスポーティな印象を強めている。

タイヤは18インチが標準で、オプションで19インチが用意される。

DCCはオプション。ゴルフRでは、「コンフォート」「ノーマル」「スポーツ」に加えて、「レース」モードも用意される。

ESCには、制御を解除できるESC Sportモードが付く。また、ESCによりコーナリング時にフロント内側のホイールにブレーキをかけることでアンダーステアを抑える「XDS+(電子制御式ディファレンシャルロック)」は4輪制御に変更。ブレーキはフロント:340mm、リア:310mmのブレーキローターを搭載。ブラックにブレーキキャリパーにはRのロゴが記される。

こうした特徴を持つ新型ゴルフRは、2013年第4四半期にヨーロッパデビューを果たす予定。ドイツでの価格は3万8325ユーロ(約500万円)から。日本導入は2014年のいつごろか?

(Text by S.Ubukata)

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