140220-GolfR-11.jpg2014年2月20日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、ゴルフシリーズのフラッグシップモデル「ゴルフR」を発表、同日販売を開始した。

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2013年11月の東京モーターショーでジャパンプレミアとなった新型ゴルフRが、早くも日本デビューを果たした。

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フォルクスワーゲンR GmbHが手がけた専用パーツを装着することで、よりスポーティな印象を与えるゴルフR。フロントでは、大型エアインレット付きのフロントバンパーや「R」ロゴが装着されたラジエターグリルが特別なモデルであることを主張。LEDポジショニングランプ付バイキセノンヘッドライトは標準装着だ。

140220-Golf R-2.jpgサイドビューは、5スポークの18インチアルミホイールと225/40R18サイズのタイヤや、マットクローム仕上げのドアミラーカバーがスポーティさを加速する。
そしてリヤビューは、専用デザインのディフューザーやLEDスモークテールランプ、左右4本出しのエキゾーストパイプなどにより、標準モデルとの差別化を図っている。

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インテリアは、ルーフやピラー、ドアトリム、インパネなどをブラックで統一し、スポーティさを強めている。ブラックレザーのトップスポーツシートには「R」の刺繍が施される。

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エンジンは、最新のEA888型の2L直列4気筒直噴ターボを採用する。シリンダーヘッドをはじめ、各所を新設計あるいは設計変更し、さらに、可変バルブタイミング&排気側の可変バルブリフト機構などによって、最高出力280ps、最大トルク380Nmを達成。これは旧型に比べて、24ps/50Nmのアップとなる。

140220-Golf R-4.jpgトランスミッションは6速DSGを搭載。さらに、電子制御油圧多板クラッチ「第5世代ハルデックスカップリングを用いたフルタイム4WD「4MOTION」を採用する。ESCによりディファレンシャルロックを実現するEDSは4輪に作動し、これを使ってコーナリング時にアンダーステアを軽減する「XDS+」を提供する。
サスペンションは専用のスポーツサスペンションを搭載。標準のゴルフに比べて20mm、GTIに比べて5mm車高が低められ、よりスポーティな走りを実現する。DCCは標準装着。ステアリングは、ゴルフGTI同様、プログレッシブステアリングを採用する。

ESCは、通常のモード加えて、ESCの介入が遅くなるESCスポーツと、ESCオフを用意。また、ドライビングプロファイル機能には、「エコ」「ノーマル」「コンフォート」「インディビジュアル」に加えて、「レース」モードが追加される。

140220-Golf R-7.jpgレースモードではDCCの設定がよりハードになるほか、エンジンのレスポンスが高まり、DSGのシフトポイントがよりダイナミックになるなど、スポーツドライビングに適した設定になる。
一方、エコモードでは、アクセルペダルから足を離したときに自動的にクラッチを切りエンジンをアイドル状態にするコースティング機能を搭載。さらに、エンジンやエアコンを制御することで燃焼消費を低減する。

スタート/ストップ機構とブレーキエネルギー回生機構からなるブルーモーションテクノロジーも搭載。JC08燃費は14.4km/Lを達成する。

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ACCやシティエマージェンシーブレーキシステムは標準搭載。スマートエントリー&スタートシステム、純正ナビゲーションの"Discover Pro"なども標準装着となる。

140220-Golf R-1.jpgボディカラーはR専用色の"ラピスブルーメタリック"に加えて、ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクトが用意される。4ドア、右ハンドルのみの設定で価格は510万円である。
(Text by S.Ubukata / Photos by M.Kobayashi)

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