150609-GTI-01.jpg2015年6月9日、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(以下VGJ)は、「ポロGTI」「ゴルフGTI」「ゴルフR」の3モデルにマニュアル仕様を設定し、6月11日から受注を開始する。VGJがマニュアル仕様を設定するのは6年ぶりのこと。
今回設定されるのは、フォルクスワーゲン製の3軸構造の6速マニュアルトランスミッション。

注目はポロGTIだ。7速DSG仕様では1.8 TSIエンジンの最大トルクが250Nmだったが、これは乾式7速DSGの許容トルク内に収めるための措置だった。一方、6速マニュアルではこの制限がなくなるため、最大トルクが320Nmにアップ。また、最高出力もDSGよりもより幅広い4300〜6200rpmで得られるようになっている。

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さらに、マニュアル仕様では、ダンピング特性を「スポーツ」と「ノーマル」に切り替えることができるスポーツセレクトシャシー付きスポーツパフォーマンスキットを搭載する。

ボディカラーはDSGと同じ全4色(フラッシュレッド、ディープブラックパールエフェクト、リフレックスシルバーメタリック、ピュアホワイト)を用意。価格は327万5000円(税込)。

一方、ゴルフGTIは、6速DSG仕様とエンジン性能に差はないが、ゴルフRヴァリアントに初採用された「ブラインドスポットディテクション」と「リヤトラフィックアラート」が標準装着になる。

ボディカラーはDSGと同じ全7色(トルネードレッド、ピュアホワイト、タングステンシルバー、ナイトブルーメタリック、ディープブラックパールエフェクト、リフレックスシルバーメタリック、オリックスホワイトマザーオブパールエフェクト)を用意。オリックスホワイトマザーオブパールエフェクトのみ有償オプションとなる。価格は389万円(税込)。

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ゴルフRもエンジンのスペックに変更はなく、「ブラインドスポットディテクション」と「リヤトラフィックアラート」が標準装着になる。

マニュアル仕様の追加にあわせて、ゴルフRのボディカラーは従来の4色から6色になった。ラピスブルーメタリック、ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクト、オリックスホワイトマザーオブパールエフェクト(有償オプション)に加えて、新トルネードレッドとライムストーングレーメタリックが設定される。価格は539万円。
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納車は、ポロGTIとゴルフRが2015年9月から、ゴルフGTIが10月からを予定している。

(Text by S.Ubukata)

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