フォルクスワーゲン グループのデザインを統括するヴァルター・デ・シルヴァ氏が2015年11月いっぱいで退職することが明らかになった。
デ・シルヴァ氏はイタリア生まれの64歳。1972年にフィアットのデザインセンターでそのキャリアをスタートし、アルファロメオ時代には156や147といった話題のクルマを手がけている。
退職後は、引き続きアドバイザーとしてフォルクスワーゲンに関わっていくという。
デ・シルヴァ氏はイタリア生まれの64歳。1972年にフィアットのデザインセンターでそのキャリアをスタートし、アルファロメオ時代には156や147といった話題のクルマを手がけている。
1998年からはフォルクスワーゲン傘下のセアトでデザインセンター長を務め、2002年からは同じグループのアウディやランボルギーニも担当することに。ここで6代目のアウディA6や新型アウディA5クーペを世に送り出した。
そして、2007年にはフォルクスワーゲン グループのチーフデザイナーに就任し、up!やポロ、ゴルフ6/7などを担当している。
退職後は、引き続きアドバイザーとしてフォルクスワーゲンに関わっていくという。
(Text by S.Ubukata)