170427-up-01.jpg2017年4月27日、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、マイナーチェンジした「up!」を日本で発売した。
デビューから5年目にして初めてのマイナーチェンジを実施した新型up!は、一見同じように思えるエクステリアも、よく観察すると従来との違いに気づくはずだ。

たとえば、フロントバンパー。両端を強調するデザインとすることで、より力強い印象を与えるのが特徴だ。ヘッドライトはポジショニングライトがLEDとなり現代的なイメージに(メインビームはハロゲン)。

170427-up-02.jpg
サイドビューはウインカー内蔵式ドアミラーやアルミホイールのデザインを変更。そして、リヤはリヤコンビネーションライトのデザインが一新されたことに加えて、バンパーやディフューザーのデザインも新しくなっている。

170427-up-09.jpg
インテリアは、「ピクセルハニー」、「ピクセルレッド」、「ピクセルニュートラル」、「ブラックキューブ」の4色のダッシュバッドを設定。IML(インモールドラベリング)と呼ばれる特殊プリント加工を施すことで、立体的で上質な仕上がりを見せる。

また、ダッシュバッド下部に備えられたアンビエントライトが夜間に白い光を放つことで華やかな雰囲気をつくり上げている。

170427-up-03.jpg
新型up!の見どころのひとつが、新たに用意される純正インフォテインメントシステム。5インチの液晶カラーディスプレイを搭載する「Composition Phone」は、Bluetoothでスマートフォンと接続し、up!専用のスマートフォンアプリ「Volkswagen "maps + more"」を使用することで、ナビゲーションや車両情報のチェック、音楽再生といった機能が利用可能になる。

170427-up-04.jpg
パワートレインは従来と変わらず、1L直列3気筒エンジン(75ps)と、「ASG」と呼ばれるシングルクラッチトランスミッションが組み合わされる。

装備では、シティエマージェンシーブレーキに加えて、オートライトやレインセンサーを全車に標準装着。上級グレードでは、前席シートヒーターを標準装着するとともに、アレルゲン除去機能付フレッシュエアフィルター採用のフルオートエアコンをオプション設定している。

ラインアップは、従来同様、「move up!(2ドア)」(158万7000円)、「move up!(4ドア)」(178万7000円)、「high up!(4ドア)」(193万8000円)。ボディカラーは新色の「ハニーイエローメタリック」「ティールブルー」「タングステンシルバーメタリック」を含む7色が用意される。

VGJでは新型up!のデビューにあわせて、2つの限定車を発売した。「up! with beats」は人気オーディオブランド「Beats」とのコラボレーションモデルで、300W、8チャンネルのパワーアンプと6個のスピーカー、1個のサブウーハーを搭載するプレミアムサウンドシステム「beats sound system」を採用。さらに、Beatsのロゴマークや独自のカラーコーディネートによりBeatsの世界観を表現した。ベースはmove up!で、2ドアが172万3000円、4ドアが192万3000円。それぞれ200台、400台の限定販売となる。

170427-up-06.jpg
そして「roof up!」は、「high up!」をベースに、ルーフとドアミラーをボディカラーと異なる色(黒または白)とすることでよりスタイリッシュなエクステリアに仕上げたのが特徴。130台の限定販売で価格は204万9000円。ボディカラーはハニーイエローメタリック、ティールブルー、トルネードレッドの3色が用意される。

170427-up-08.jpg
(Text by S.Ubukata)

This article is a sponsored article by
''.