090701maru011.jpg本来ならこれで終るのですが、実はあるパーツを交換しもう一度ダイナパックをセッティングしなおして計測してもらっていたのです。





イシカワエンジニアリングに行く前に、ある純正パーツの最新バージョン(GTIピレリなどに装着されているもの)を装着テストしていました。

090701maru008.jpg交換直後に一般道で試したところ、ほんの少し走っただけで体感できるほどの違いがありました。ただ、それが刷り込みとして感じてしまったことなのか、本当にパワーとトルクに影響が出ているものなのかを明確にしたかったので、石川さんに交換前と交換後のデータ比較をお願いしたのです。


090701maru009.jpgそして、驚くべき結果が出ました。僕が体感したトルクの違いは間違ってはいませんでした(少しホッとしました 笑)。しかも、このパーツ交換による計測結果の違いは誤差の範囲を十分に超えるもので、パワーの差で9ps、トルクで1.5kgmもの違いがありました。この結果はこれを読んでくださった皆さんも驚かれたと思います。しかも、交換したものは純正パーツで価格もたいしたものではありません。でも、だからといってすぐにご自分のゴルフもこのパーツを換えようとは考えないでください。これは車の年式やエンジンの型式、ECUのチューニング状況など様々な条件で結果は変わってきますので。

では、どこの純正パーツを換えたのか?このパーツの交換でどう変わったのか?もったいぶるようで本当に申し訳ありませんがシーズン直前の今、それをお話することはできません。ライバルのドライバーたちも読んでくれている可能性もありますので(笑)11/20の最終戦SUGOが終りましたら必ずこの詳しい内容をお話しします。それまで今しばらくお待ち下さい!

090701maru002.jpg最後に今シーズンのレギュレーションの変更点について。ブリヂストンのSタイヤのモデルチェンジに伴い、銘柄とサイズ、そしてコンパウンドが変更になりました。昨年までRE55S タイプSRⅡ 215/45/17でしたが、今シーズンからはRE11S タイプRS 225/45/17に変更になりました。メディア等の試乗記を読む限り、そうとうフィーリングが良く筑波で0.7秒もタイムアップすると言われている新型のRE11S。しかも、今シーズンはサイズアップもしています。タイムはどう変わるのか?フィーリングはどう変化しているのか?岡山での初ドライブの報告もあわせて、次回はいよいよGTI Cup 開幕戦からのレポートになります。今シーズンも皆さまからの応援よろしくお願いします!

090701maru013.jpg~追記~
ヘッドレスト交換タイプと説明した上で使用許可申請書を書いたにもかかわらず、最終的にヘッドレストを外すことは許可できない、と残念ながら却下されてしまったビデオカメラステー。しかし、前野精工の上田さんは諦めずに、事務局の要望に沿った新型のビデオカメラステーを作成してくれました!新型は、センターと左側ヘッドレストのシャフトを利用して二点で固定しているためどんなに邀撃が加わっても向きがズレることなく安定した画像が撮れます。しかも、新型になりコストもずいぶんと下げることもできたそうです。本当に素晴らしいものを作っていただいて感謝です!

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