日本上陸を果たした新型ゴルフカブリオレに試乗。日本仕様の仕上がりは？
南仏の試乗からわずか4カ月、ゴルフカブリオレが早くも日本にやってきた。事前の情報どおり、日本仕様は1.4L "ツインチャージャー" TSIに「パフォーマンスパック」と呼ばれる豪華仕様で登場。価格も400万円を切る399万9000円という設定だ。日本で再会を果たした僕が「あれっ？」と思ったのはヘッドライトのデザイン。海外試乗会ではLEDデイタイムランニングライト付のバイキセノンヘッドライトが装着されていたが、日本仕様は従来と同じLEDのないタイプである。日本ではポジションとして使うにも明るすぎるという理由のようだが、フロントマスクのアクセントだっただけにちょっと残念だ。17インチホイールが「Porto」となったのも現地とは違う。
しかし、それ以外は南仏で試乗した仕様とほぼ同じである。現地試乗ではとても良い印象だったが、果たして日本仕様はどうだろう？
結論からいえば......当然ことながらヨーロッパで試乗した印象とほぼ同じ。繰り返し書くのもなんなので、まずは
一方、多少印象が違う部分もあった。それは乗り心地。ヨーロッパで乗ったときよりも、少しゴツゴツした乗り心地が気になったのだ。オドメーターが2000kmそこそこなので、まだ足まわりがこなれていないのかもしれない。もう少し距離が伸びたところで、再確認することにしよう。ということで、登場を心待ちにしていたファンの期待を裏切らない新型ゴルフカブリオレ。いよいよ始まるカブリオレシーズンが楽しみである。
(Text by S.Ubukata)
