151013-Sharan-2.jpgマイナーチェンジを機にエンジンが変更となったシャランに試乗。新たに搭載される1.4 TSIの印象は?
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一方、インテリアはステアリングホイールが現行型ゴルフなどと共通のデザインになったり、デコラティブパネルがピアノブラック仕様になるなどグレードアップが図られていて、その落ち着いたデザインを引き立てている。

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注目はエンジンで、このボディに1.4L直列4気筒を積むことに変わりはないが、これまではスーパーチャージャーとターボを組み合わせた1.4 TSI"ツインチャージャー"を搭載していたのに対し、最新版ではターボのみの1.4 TSI"シングルチャージャー"に変更されている。

1.4 TSIシングルチャージャーは最高出力150ps/5000〜6000rpm、最大トルク250Nm/1500〜3000rpmの実力で、これに6速DSGが組み合わされている。さっそく走らせると、相変わらず動き出しはやや緩慢で、1800rpmくらいまでは多少のんびりした印象があるものの、そこを超えれば1.4Lであることを忘れさせてくれる加速性能があり、さらにアクセルペダルを深く踏み込めば、高速の合流や追い越しといった場面でも十分過ぎるほどに力強い走りを見せてくれるのだから、立派なものだ。

ちなみに、試乗時の燃費は、高速7割、一般道3割(山道や渋滞を含む)で11.2km/Lだった。

快適な乗り心地や高い静粛性、そして、優れた高速安定性は相変わらず。最新版だけに、自動ブレーキやブラインドスポットディテクションなどが搭載されているのもうれしいところで、日本のミニバンとは一線を画する"上品"な7シーターをお望みの人には、格好の選択肢になるはずだ。

(Text by S.Ubukata)

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