1.4 TSIから2.0 TSIにエンジンが変更になった「パサート/パサートヴァリアント」のR-Lineに試乗。その進化をチェックした。
変更の内容については前述のニュースをご覧いただくとして、さっそく走らせると、その印象は予想以上にスポーティだった。
変更の内容については前述のニュースをご覧いただくとして、さっそく走らせると、その印象は予想以上にスポーティだった。
ゴルフGTIと同じ2.0 TSIエンジンは、2000rpm以下の低回転でもトルクに余裕があり、1.4 TSI以上に扱いやすい。加速が必要な場面でアクセルペダルを深く踏み込むと、2500rpmあたりからさらに力強さを増し、6000rpmの高回転まで気持ちの良い加速が続く。
その際のサウンドがゴルフGTI譲りで、「これはR-Lineではなく、GTIと名乗るべきだ!」と思った。
235/40R19タイヤを手に入れたパサート/パサートヴァリアント 2.0 TSI R-Lineは、路面によっては多少バタつく印象もあるが、標準装着のDCCにより適度な硬さと快適性を確保。サーキットではスポーツモードでももう少しハードでもいいが、ストリートならこのくらいがいいだろう。
走りがさらに楽しくなったR-Lineである。
(Text by S.Ubukata / Photos by T.Kobayashi)