"直訴"から約2カ月経ったある日、maniacs工房長からメッセージが届きました。
今年は4年に1度の"リアル誕生日"がある年なんですが、それにあわせてメッセージを送ってくる工房長の演出がニクい(笑)
たまたまその翌週に、ゴルフ4 R32のリフレッシュ作業を
これが噂の「サウンドジェネレーター」です。その実体はスピーカーで、加速時などにそれっぽいエンジン音を人工的につくり、スポーティな演出をするためのものです。ゴルフGTIやゴルフRに加えて、このゴルフGTEにも装着されているんですが、状況によっては少し耳障りに感じることがありました。
そこで、maniacs工房長に、このサウンドジェネレーターの機能を4D Console Decorative Switchでオン・オフできないかと相談したというわけです。
さいわい、maniacsには「オルタネート変換モジュール」という商品があり、Console Decorative Switchを組み合わせることで、外部機器のオン・オフが可能です。これを使えば、サウンドジェネレーターのオン・オフもできるだろうと考えたのです。
それはさておき、できあがった4D Console Decorative Switchを見てびっくり! てっきり、パークディスタンスコントロールのスイッチが付いたものを改造するのかと思っていたら、新しい仕様の4D Console Decorative Switchが製品化されていました。
パークディスタンスコントロールのスイッチが付いた従来型の
Type Aとのおもな違いは、イルミネーションを光らせるためのハーネスがついたことと、クイックホーンモジュール、サンクスブリンカーモジュールに加えて、さらにもうひとつ、オルタネート変換モジュール(5900円)が装着可能になったことです。
しかも、このオルタネート変換モジュールは、クイックホーンモジュール、サンクスブリンカーモジュール同様、4D Console Decorative Switchのための専用品。そこまでやるかのmaniacs、その徹底ぶりには頭が下がります。
さっそく、maniacs STADIUMで装着することに。作業はいつもお世話になっている熊澤メカが担当してくれました。
作業内容としては、アクセサリー電源をヒューズボックスから取り、また、助手席側のサイドシルにあるアースポイントにアース線を接続します(写真下)。
また、ダッシュボードの端にあるコネクターを引っ張り出し、指定された配線にクイックホーンモジュールとサンクスブリンカーモジュールの制御線を結線します(写真左下)。
さらに、Type Bの場合、イルミネーションの配線が必要なので、シフトレバー左側スイッチの配線にアースとスモールの配線を接続します(写真右下)。ちなみに、シフトレバーまわりは、ブーツ部分と左右のスイッチ、そして、下側のU字型カバーに分かれています。
さらに今回はサウンドジェネレーター(スピーカー)の配線にオルタネート変換モジュールを追加することで、スピーカー出力を電気的にオン・オフできるようにします。やり方は配線を切断してオルタネート変換モジュールを割り込ませます。サウンドジェネレーターがほぼ車外にあるので、ここから室内に配線を引き込むのもひと苦労でした。
以上、ざっと説明しましたが、細かい作業が続くため、不器用な自分がこれをDIYでやるのは絶対に無理......と感じました。熊澤メカ、お疲れさまでした!
それでも自分でやりたいという人は、
さっそく、使ってみると、クイックホーンとサンクスブリンカーは期待どおりの便利さで、ワンタッチで簡単に操作できるのがうれしい。しかも、ホーンを鳴らしそこねたり、ハザードランプを消し忘れたりすることもないので、とてもスマートです。ちなみに、私の場合、クイックホーンは小さい音量で「ププッ」、サンクスブリンカーは2回の設定です。
そして、第3のスイッチですが、これをプッシュするだけで、サウンドジェネレーターのオン・オフが可能になりました。
実際に、GTEモードで加速中にスイッチをオン・オフすると、その効果が確認できます。サウンドジェネレーターがオフの状態では多少音量が小さくなり、籠もり音のようなものが消えるのがわかります。個人的にはこのスッキリした音が好きなんですが、ワインディングロードを飛ばすような場面では、サウンドジェネレーターをオンにして雰囲気を楽しみたいので、手元のスイッチで自在に切り替えられるようになったのはうれしいかぎりです。
ということで、デザイン、機能ともに大満足の4D Console Decorative Switch。上段と中段のスイッチはまわりのドライバーに対して、一方、下段のスイッチは私の願いを叶えてくれたmaniacs工房長に対して、それぞれ感謝の気持ちをこめながらプッシュしたいと思っています。
(Text by Satoshi Ubukata)
「誕生日おめでとうございます。デコラティブスイッチ、できあがりました!」
今年は4年に1度の"リアル誕生日"がある年なんですが、それにあわせてメッセージを送ってくる工房長の演出がニクい(笑)
たまたまその翌週に、ゴルフ4 R32のリフレッシュ作業を
これが噂の「サウンドジェネレーター」です。その実体はスピーカーで、加速時などにそれっぽいエンジン音を人工的につくり、スポーティな演出をするためのものです。ゴルフGTIやゴルフRに加えて、このゴルフGTEにも装着されているんですが、状況によっては少し耳障りに感じることがありました。
そこで、maniacs工房長に、このサウンドジェネレーターの機能を4D Console Decorative Switchでオン・オフできないかと相談したというわけです。
さいわい、maniacsには「オルタネート変換モジュール」という商品があり、Console Decorative Switchを組み合わせることで、外部機器のオン・オフが可能です。これを使えば、サウンドジェネレーターのオン・オフもできるだろうと考えたのです。
それはさておき、できあがった4D Console Decorative Switchを見てびっくり! てっきり、パークディスタンスコントロールのスイッチが付いたものを改造するのかと思っていたら、新しい仕様の4D Console Decorative Switchが製品化されていました。
パークディスタンスコントロールのスイッチが付いた従来型の
Type Aとのおもな違いは、イルミネーションを光らせるためのハーネスがついたことと、クイックホーンモジュール、サンクスブリンカーモジュールに加えて、さらにもうひとつ、オルタネート変換モジュール(5900円)が装着可能になったことです。
しかも、このオルタネート変換モジュールは、クイックホーンモジュール、サンクスブリンカーモジュール同様、4D Console Decorative Switchのための専用品。そこまでやるかのmaniacs、その徹底ぶりには頭が下がります。
さっそく、maniacs STADIUMで装着することに。作業はいつもお世話になっている熊澤メカが担当してくれました。
作業内容としては、アクセサリー電源をヒューズボックスから取り、また、助手席側のサイドシルにあるアースポイントにアース線を接続します(写真下)。
また、ダッシュボードの端にあるコネクターを引っ張り出し、指定された配線にクイックホーンモジュールとサンクスブリンカーモジュールの制御線を結線します(写真左下)。
さらに、Type Bの場合、イルミネーションの配線が必要なので、シフトレバー左側スイッチの配線にアースとスモールの配線を接続します(写真右下)。ちなみに、シフトレバーまわりは、ブーツ部分と左右のスイッチ、そして、下側のU字型カバーに分かれています。
さらに今回はサウンドジェネレーター(スピーカー)の配線にオルタネート変換モジュールを追加することで、スピーカー出力を電気的にオン・オフできるようにします。やり方は配線を切断してオルタネート変換モジュールを割り込ませます。サウンドジェネレーターがほぼ車外にあるので、ここから室内に配線を引き込むのもひと苦労でした。
以上、ざっと説明しましたが、細かい作業が続くため、不器用な自分がこれをDIYでやるのは絶対に無理......と感じました。熊澤メカ、お疲れさまでした!
それでも自分でやりたいという人は、
さっそく、使ってみると、クイックホーンとサンクスブリンカーは期待どおりの便利さで、ワンタッチで簡単に操作できるのがうれしい。しかも、ホーンを鳴らしそこねたり、ハザードランプを消し忘れたりすることもないので、とてもスマートです。ちなみに、私の場合、クイックホーンは小さい音量で「ププッ」、サンクスブリンカーは2回の設定です。
そして、第3のスイッチですが、これをプッシュするだけで、サウンドジェネレーターのオン・オフが可能になりました。
実際に、GTEモードで加速中にスイッチをオン・オフすると、その効果が確認できます。サウンドジェネレーターがオフの状態では多少音量が小さくなり、籠もり音のようなものが消えるのがわかります。個人的にはこのスッキリした音が好きなんですが、ワインディングロードを飛ばすような場面では、サウンドジェネレーターをオンにして雰囲気を楽しみたいので、手元のスイッチで自在に切り替えられるようになったのはうれしいかぎりです。
ということで、デザイン、機能ともに大満足の4D Console Decorative Switch。上段と中段のスイッチはまわりのドライバーに対して、一方、下段のスイッチは私の願いを叶えてくれたmaniacs工房長に対して、それぞれ感謝の気持ちをこめながらプッシュしたいと思っています。
(Text by Satoshi Ubukata)