170412-CC6-16.jpgComfortContact CC6」を装着したゴルフGTEでさっそくドライブ。

その印象は"猫足"!?

ComfortContact CC6(以下CC6)のウリは、優れた静粛性と快適な乗り心地。サイドウォールに音符(♫)が描かれているのは自信のあわられなのでしょう。
 
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走り出してまず感じるのが、そのスムーズな感触。タイヤが路面にひたひたと密着するような、しなやかで穏やかな触感です。

乗り心地は実に快適! タイヤサイズが205/55R16ということもありますが、ゴツゴツとした硬さとは無縁で、路面がやや粗い状況でもほぼショックを遮断してくれます。目地段差を越えるような場面でも不快な突き上げ感はありません。

そして注目の静粛性ですが、「これまで履いたタイヤで一番静かかも!?」というのが正直な感想です。タイヤが発生する"2大ノイズ"にはパターンノイズとロードノイズがあります。パターンノイズは、トレッドパターンによって発生する「サー」という音。一方、ロードノイズはタイヤの構造によって発生する「ゴー」とか「ガー」といった音です。詳しくは姉妹サイトの1to8.netの記事(170412-CC6-1.jpg
パターンノイズと呼ばれる比較的高い周波数のノイズについては、ほとんど気になることはありません。そしてロードノイズは、比較的スムーズな路面では驚くほど静か。たまに目地段差を越えたときに、「ボコッ」という低い音が耳に届くくらいですので、比較的空いた首都高速や高速道路を走るときなど、タイヤの存在を忘れてしまいそうです。

粗い路面では低い「ボコボコ」という音が大きくなりますが、他のタイヤに比べるとその音量は格段に小さく、また、「ゴー」という音もよく抑えられていて、とても不思議な感覚。ロードノイズの小ささに、思わず"耳抜き"をしてしまいましたが、もちろん耳のせいではありませんでした。

そこでふと思いついたのが"猫足"というフレーズです。クルマのインプレッションでは、しなやかなサスペンションの持ち主をそう表現することがありますが、猫のように物音をたてず、ひたひたと路面に密着するCC6は、まさに"猫足"という表現がぴったりではないでしょうか?

ところで、快適性重視のタイヤということで、個人的には「グリップは十分確保されているか?」が心配でした。グリップが低いと直進性に影響しますし、ゴルフGTEはGTI顔負けの最大トルクの持ち主なだけに、グリップが低いとトルクステアが気になったりしますからね。

しかし、心配は要らなかったようで、ドライ路面では十分なグリップを確保しており、安心してステアリングを握ることができます。コーナーでもタイヤがよれるような感じはなく、ゴルフならGTIやRといったスポーツモデル以外なら、気持ちの良いドライブが可能でしょう。

そんなCC6は「コンフォートタイヤに新しい基準を打ち立てるのではないか」......というのが、ゴルフGTEに装着して1週間使用した私の印象です。

(Text by S.Ubukata)

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