130117-Lupo-Engine2-1.jpgエンジンマウントの交換と並んで、リフレッシュの定番メニューといえるのがタイミングベルト交換。でも、単にタイミングベルトを交換したわけではなく......。



エンジン系のトラブルの原因となるのがタイミングベルトの破損。加えて、ベルトを支えるテンショナープーリーやアイドラープーリーの破損、ウォーターポンプの故障もエンジントラブルを引き起こします。

実際、ルポではこういったトラブルに見舞われることが少なくないので、"転ばぬ先の杖"でこれら一式を新品に交換することに。

下の写真は、左側が古いパーツ、右側が新品です。

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130117-Lupo-Engine2-3.jpgこれがウォーターポンプ。冷却水を循環させるためのポンプで、タイミングベルトで駆動されています。左が古いパーツ。さいわいまだ問題ないようですが、古くなると羽根の部分が破損してしまうことがあります。
130117-Lupo-Engine2-4.jpgこちらははベルトの張りを適正に保つベルトテンショナー(写真下)とテンショナープーリー(写真上と左)、そして、アイドラープーリー(写真右)。アイドラープーリーの外側のプラスチック部が割れてベルトが緩み、エンジンが破損......というトラブルはよく耳にします。
作業にあたり、まずは冷却水を抜いておきます。それが済んだら、タイミングベルトがある側のエンジンマウントやタイミングベルトカバーを外し、さらに、ベルト、プーリー、ウォーターポンプを取り外していきます。

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このとき、カムシャフトとクランクシャフトの位置関係が変わってしまうと、あとで戻したときにエンジンが正常に動かないので、所定の位置でカムシャフトとクランクシャフトを固定しておきます。

あとは新品パーツを取り付け、ベルトテンショナー/テンショナープーリーでベルトの張りを調整します。その後、タイミングベルトカバーとエンジンマウントを元に戻し、新しい冷却水を入れて完成!

これで、あと10年は大丈夫!?

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続く......

(Text by S.Ubukata)

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