130426-Lupo-9.jpgリフレッシュ作業がひととおり終わったルポGTIですが、最終チェックをしていたメカニックが気になる部分を発見......。整備しておいたほうがよさそうです。



下の写真はルポGTIのドライブシャフト。フロントデフと前輪をつないで、駆動力を伝える棒です。長いほうが運転席側、短いほうが助手席側で、どちらも両端に"等速ジョイント"が備わります。それを覆っているのが"ドライブシャフトブーツ"というパーツですが、これに亀裂があり、中のグリースがにじみ出ていたのです。

これを放っておくとグリースが飛び出したり、また、ドライブシャフトブーツの裂け目から異物が入って等速ジョイントのトラブルにつながります。

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そこで、ドライブシャフトブーツを交換することに。

......と言葉でいうのは簡単ですが、いつものmaniacs STADIUMで熊澤メカの作業を眺めていたら、これが結構大変なんですねぇ。そもそもドライブシャフトを取り外すのに手間がかかりますし、ブーツ自体を取り替えるだけでなく、等速ジョイントをばらしてオーバーホールし......。

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上の写真がメインテナンス前、下がメインテナンス後の写真です。右側はホイール側の等速ジョイントの中身ですが、グリースが劣化して緑色に変色していました。

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これを丁寧に組み立て、新しいグリースを詰めていくと、こんな感じ。グリースの色が全然違います。
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そして、新品のドライブシャフトブーツを装着すると......下の写真のようになります。
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最後に、ドライブシャフトを元どおりに装着して、ドライブシャフトブーツの交換作業は完了! 熊澤メカ、こめかみにグリースが付いてますよ!(笑)

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実はこのあと、エンジンオイルなどを交換しましたが、そのあたりはまた次回ということで!
(Text by S.Ubukata)

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