ポルシェジャパンとポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、4月10日、ポルシェカレラカップジャパン2023シリーズ第1-2戦を、岡⼭国際サーキット(岡⼭県)で2023年4⽉15⽇(⼟)、16⽇(⽇)に開催すると発表した。

画像: ポルシェカレラカップジャパン2022 第3戦(富士)決勝

ポルシェカレラカップジャパン2022 第3戦(富士)決勝

参加ドライバーは「プロクラス(Pro)」(ホワイトゼッケン)、「プロアマクラス(ProAm)」(イエローゼッケン)、「アマクラス(Am)」(オレンジゼッケン)の3クラスに区分される。

今シーズンのプロクラスは個別の順位に応じたレース毎の賞典およびシリーズ賞典の設定はない。各ドライバーは、各レースのオーバーオール(総合順位)結果に沿ったオーバーオールポイントを獲得し、プロアマクラスおよびアマクラスのドライバーはクラス別の順位に沿ったクラスポイントも獲得する。

画像: ポルシェカレラカップジャパン2022 第11戦(鈴鹿)決勝

ポルシェカレラカップジャパン2022 第11戦(鈴鹿)決勝

そして、シリーズチャンピオンは最終的なオーバーオールポイントのランキング1位のドライバーに与えられる。また、プロアマクラスおよびアマクラスは最終クラスポイントで最多となったドライバーが当該クラスのチャンピオンとなる。

注目のPCCJ開幕戦となる第1-2戦の舞台は、全⻑3.703㎞で2つのストレートと13のコーナーにより構成されている岡⼭国際サーキット。コース幅が⽐較的に狭くタイトコーナーが多いため、オーバーテイクチャンスは限られ、毎年予選結果が上位入賞の重要な鍵となっている。予選は土曜日に1回のみ実施される。

第1戦のスターティンググリッドは予選ベストタイム順、第2戦のスターティンググリッドは予選で記録されたセカンドタイム順で決定する。

画像1: 佐藤巧望選手(ポルシェジャパンジュニアドライバー)

佐藤巧望選手(ポルシェジャパンジュニアドライバー)

開幕大会のプロクラスは、昨シーズンPCCJ3度目のチャンピオンに輝いた#60小河諒選手、今年のポルシェジャパンジュニアドライバーに選出された#91佐藤巧望選手がエントリー。GTカーレース初挑戦となる#91佐藤選手が、チャンピオン経験者でベテランの#60小河選手とどのような戦いを繰り広げるのか注目される。

今大会7台がエントリーするプロアマクラスは、2022年のプロアマクラスチャンピオンに輝いた#98IKARI、2020、2021年のプロアマクラスチャンピオンである#25内山清士選手、2017年にジェントルマンドライバーとして初めてシリーズチャンピオンに輝いた#9武井真司選手、2022年のアマクラスチャンピオンである#10MOTOKI選手と4人の王者経験者が参戦。

画像2: 佐藤巧望選手(ポルシェジャパンジュニアドライバー)

佐藤巧望選手(ポルシェジャパンジュニアドライバー)

高レベルの熱きバトルが予想され、今シーズン最も注目のクラスといえる。そしてアマクラスは4台が参戦予定で、クラス優勝を目指した実力伯仲の接戦が期待される。

PCCJ第1-2戦岡⼭⼤会のスケジュールは、専有⾛⾏が4⽉14⽇(⾦)9時〜9時30分、11時30分〜12時と各30分間の2セッション。

予選は4⽉15⽇(⼟)11時40分〜12時10分の1回のみ。決勝レースは、第1戦が15⽇(⼟)16時スタート(15周もしくは30分間)、第2戦が16⽇(⽇)9時スタート(15周もしくは30分間)となる。なお、第1-2戦の決勝レースはYoutubeで各日ともライブストリーミング配信を予定している。

画像: ポルシェカレラカップジャパン2023 第1-2戦を岡⼭国際サーキットにて4⽉15⽇、16⽇に開催

(Text Toru Mataumura)

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