2021年10月1日、ポルシェジャパンは、ポルシェが世界で展開するスポーツドライビングおよびブランド体験施設「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」を千葉県木更津市にオープンした。

画像1: 「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」がオープン

千葉県・木更津市にオープンするポルシェ・エクスペリエンスセンター東京は、世界で9番目のポルシェブランド体験施設だ。

2.1kmの周回コースをはじめ、ダイナミックエリアやオフロードなどで、ポルシェの性能を十分に引き出すコンテンツが楽しめる。

なかでもハンドリングコースは、ドイツ・ニュルブルクリンクのカルーセル、アメリカ・ラグナ・セカのコークスクリューなどの有名コーナーを再現したエリアを有し、高低差のある3Dドライビングが体験できる。

併設される建物は、日本の伝統的工芸品の江戸切子をモチーフにデザインされるとともに、和のテイストを各所に取り入れている。

ここでは、専属インストラクターによる本格的なレクチャープログラムを行うほか、カフェ「The 956 Cafe」やレストラン「Restaurant 906」、ポルシェドライバーズセレクションストアをはじめ、MICE(ミーティング、研修、イベント)を行えるミーティングルームなどのスペース、本格的なレーシングシミュレーターなどで、ポルシェブランドを身近に感じることができる。

オープニングセレモニーには、ポルシェジャパンのミヒャエル・キルシュ社長に加えて、木更津市副市長の田中幸子氏が出席。千葉県知事の熊谷俊人氏も参加を予定していたが、公務のため欠席となり、代わりにメッセージが読み上げられた。

画像: ポルシェジャパン ミヒャエル・キルシュ社長(写真中央)、木更津市の田中幸子副市長(中央右)、ポルシェジャパン ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京 オペレーションマネージャー 関本清人氏(中央左)

ポルシェジャパン ミヒャエル・キルシュ社長(写真中央)、木更津市の田中幸子副市長(中央右)、ポルシェジャパン ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京 オペレーションマネージャー 関本清人氏(中央左)

なお、ポルシェジャパンは、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京が面する木更津市道125号線の一部1kmを「ポルシェ通り Porsche Strasse」と命名するネーミングライツを、2021年10月1日から2026年9月30日までの5年間契約。輸入車(外国メーカー車)ブランドとしては初の試みとなる。

ポルシェジャパンと木更津市は、「自然環境保全協定」を2020年6月15日に締結しているが、2021年9月30日には、災害が発生した際にポルシェジャパンが地域支援のため木更津市に協力をする協定書を締結。さらに、木更津市で有機栽培されたお米を木更津市内の小中学校へ提供する「木更津有機米学校給食プロジェクト」への協力や、11月21日に開催されるランニングイベント「ブルーベリーRUN」では、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京を会場として提供するなど、地域連携を深める活動を推進していく。

木更津市の渡辺芳邦市長は、次のように述べている。

世界的に知名度の高いポルシェ社が、本市に進出いただいたことを大変嬉しく思うとともに、木更津の新たな魅力発信拠点として、交流人口の増加や地域経済の活性化につながることを地元市として大いに期待しているところでございます。さらに、市道125号線の一部を“ポルシェ通り“と名付けていただき、心より御礼を申し上げます。この愛称が広く浸透し、愛されることを願っております。

また、ポルシェジャパンのミヒャエル・キルシュ社長はこう語っている。

日本にポルシェ・エクスペリエンスセンター東京を設立できることに深い喜びを感じています。この千葉県木更津市はとても美しい自然に囲まれた都市で、設立にあたり環境保全に関わる問題を深く追求し協議してきました。そして、このネーミングライツを承諾してくださった渡辺市長をはじめ、木更津の皆さんに感謝いたします。日本で初となるポルシェの名が付いた記念すべきポルシェ通り(Porsche Strasse)は、標識のデザインにもこだわり、ポルシェのクレストをモチーフに加えました。ポルシェは千葉県および木更津市のコミュニティに対し、貢献できる良き企業市民でありたいと考えます。今後も地域に向けた貢献を行うことを約束します。

ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京の概要やプログラムの詳細、予約は下記のサイトから。

https://porsche-experiencecenter-tokyo.jp/

(Text by Satoshi Ubukata)

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