2021年5月28日、ポルシェジャパンはポルシェの電気自動車オーナー向けの急速充電施設「ポルシェターボチャージングステーション」を、東京・港区の虎ノ門ヒルズにオープンした。
ポルシェ ターボチャージャージングステーションは、国内でもっともパワフルな150kWの出力を誇る急速充電施設。同社の「タイカン」の車載バッテリーを約30分で80%(走行距離300km分)まで充電することが可能である。
ポルシェターボチャージングステーションは、「LINKS UMEDA」「あべのハルカス」「ヒルトン名古屋」「ナゴヤセントラルガーデン」ですでに稼働しており、虎ノ門ヒルズは国内5カ所目、都内では初となる。
ここには2基の「ポルシェターボチャージャー」が設置され、当初は90kWで運用するが、2021年後半には150kWでの運用が予定されている。
設置場所は虎ノ門ヒルズ 森タワー B3駐車場内で、365日24時間充電が可能だ。
ポルシェジャパンは、急速充電器(最大150kW級出力、CHAdeMO規格)を始めとする独自の充電ネットワークを日本全国で展開しており、設置施設は順次拡大中。また、日本国内のポルシェセンターのうち、28拠点(2021年4月末時点)でポルシェターボチャージングステーションと同規格のDCチャージャーが稼働しており、2023年末までにはすべてのポルシェセンターでの設置が完了する予定だという。
ポルシェジャパンによる電気自動車の充電ネットワークに関する詳細は下記のリンクを参照のこと。
(Text by Satoshi Ubukata)