2020年6月24日、ポルシェジャパンは、ドライビング性能にこだわる“T=ツーリング”の「718ケイマンT」と「718ボクスターT」の予約受注を同日より開始した。
718ケイマンや718ボクスターと同じ、220kW(300ps)の2L水平対向4気筒ターボを積む718Tは、車高を20mm低めたPASMスポーツシャシーとスポーツクロノパッケージ、機械式リアディファレンシャルロックを含むポルシェ トルクベクトリング(PTV)を標準装着することなどにより、よりスポーティなドライビングを実現する。
エクステリアでは、ハイグロスチタニウムグレーで塗装された20インチアルミホイールや、アゲートグレーのミラーシェル、両サイドに配される“Boxster T”または“Cayman T”ロゴ、ブラッククロムメッキのツインテールパイプを中央に配置したスポーツエグゾーストシステムなどが、他のモデルとの違いを示す。
インテリアでは、装備の簡素化を図る一方、メータのブラックの文字盤に“Boxster T”または“Cayman T”を記したり、ドアエントリーガードに同様のロゴを配することで718Tであることをアピールする。
さらに718Tでは、ポルシェアクティブドライブトレインマウント(PADM)により、エンジンやギアボックスエリアの振動を最小限に抑え、ドライブトレインの重量による動きを低減している。
718ケイマンT、718ボクスターTともに用意されるのは7速PDK仕様のみで、ハンドルは左右どちらも選べる。価格は718ケイマンTが893万円、718ボクスターTが932万円。
(Text by Satoshi Ubukata)
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