2020年1月14日、ポルシェAGは2019年の世界新車販売台数が前年比10％増の28万800台を記録したと発表した。
販売の伸びに貢献したのはSUVのカイエンとマカン。カイエンは前年比29％増の9万2055台、マカンは同16％増の9万9944台が販売された。
地域別では、ドイツ国内とヨーロッパ市場が、前年比15％増と好調で、それぞれ3万1618台と8万8975台を記録。また、2大市場の中国とアメリカはともに前年比8％増の伸びを示し、8万6752台と6万1568台の販売となった。
セールスおよびマーケティング担当取締役のデトレフ・フォン・プラテン氏は、「私たちは、世界中のお客さまのスポーツカーに対する熱意を示すこの素晴らしい結果をうれしく思います。新しいアプローチによってブランドの魅力とお客さまの体験をさらに強化することができたことを誇りに思います。多数の新型モデルと、好評のポルシェ初のフル電動スポーツカータイカンの予約注文によって、ポルシェに対する需要は2020年も高い水準を維持すると確信しています」と述べている。
(Text by Satoshi Ubukata)
