2019年8月29日、ポルシェAGはミドルSUV「マカン」のトップモデルとなる「マカンターボ」を発表した。

画像1: 「マカンターボ」発表

マカンターボには、2.9L V6ツインターボエンジンを搭載。先代の3.6L V6ターボエンジンより排気量は小さいものの、最高出力は29kW(40ps)アップの324kW(440ps)を誇る。トランスミッションに7速PDKを採用し、4WDのポルシェトラクションマネージメント(PTM)により、最大550Nmという強大なトルクを、あますところなく路面に伝える。

オプションのスポーツクロノパッケージを装着した場合、0-100km/h加速は先代より0.3秒短い4.3秒をマークする。

画像2: 「マカンターボ」発表

マカンターボは、3つの大型エアインテークとハイレベルフロントライトを備えた専用フロントエプロンや、ポルシェダイナミックライトシステム(PDLS)を組み込んだ標準装備のLEDヘッドライトなどにより、他のグレードと異なる表情を示す。ダブルウイングデザインの固定ルーフスポイラーもターボ専用のアイテムだ。

ディスクにタングステンカーバイドコーティングを施すことで素早いブレーキレスポンスと優れた耐摩耗性を誇るポルシェサーフェスコーテッドブレーキ(PSCB)は標準装着。PSCBはブレーキダストが最大90%低減されるという。車高調節式エアサスペンションやポルシェトルクベクトリングプラス(PTVプラス)、ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)はオプションで選択が可能だ。

画像3: 「マカンターボ」発表

室内は、スムースレザー仕上げのレザートリム、18way電動調整機能とコンポートメモリパッケージを備えたアダプティブスポーツシートが標準。オプションで911由来のヒーター付GTスポーツステアリングホイールを装着することも可能だ。

画像4: 「マカンターボ」発表

日本での価格や発売時期は未定。

(Text by Satoshi Ubukata)

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