2019年5月7日、ポルシェAGはカイエンのプラグインハイブリッドモデルを発表した。
![画像1: 「カイエン」にプラグインハイブリッド車追加](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/05/07/1bfd0e639c607b21b423990d75edcb05e4d4d2c0_xlarge.jpg)
「カイエンEハイブリッド」は、250kW(360ps)の3L V6ターボエンジンと100kW(136ps)の電気モーターによりシステム出力340kW(462ps)を発揮する非常にパワフルなパワートレインを搭載する。
8速ティプトロニックとポルシェ トラクション マネジメントシステム(PTM)を採用し、0-100km/h加速は5.0秒。標準装着のスポーツクロノパッケージでスポーツプラスモードを選べば、最高速は253km/hに達する。
駆動用バッテリーは、先代の10.8kWhから14.1kWhに増やされ、モーターによる走行距離が伸び、また、モーターによるアシスト量も増えている。満充電後、モーターのみによる航続距離は最長44kmに達するという。もちろん、バッテリーが減った場合でも、ガソリンがあれば走行を続けることは可能である。
充電の管理や監視はポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)とポルシェコネクトアプリによって行われ、アプリからリモート操作で充電開始時間の設定やバッテリー残量の確認も可能。また、駐車中でもスマートフォンを使ってエアコンの操作が可能である。
![画像2: 「カイエン」にプラグインハイブリッド車追加](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/05/07/c840141f86d54965354c55a39d37326a0f93e33a_xlarge.jpg)
なお、ポルシェでは、カイエンEハイブリッドの発売と同時に、カイエンシリーズのコンフォート/アシスタンス装備の充実を図る。日本仕様では、レーンチェンジアシストとアダプティブクルーズコントロール、パークアシスト、サラウンドビューカメラが標準装備され、新しいヘッドアップディスプレイ、マッサージシート、リモートコントロール付独立ヒーター、および22インチ軽合金製ホイールなどがオプションとなる。
![画像3: 「カイエン」にプラグインハイブリッド車追加](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/05/07/c14845d7dfd8830be237241e6f48a22b44401079_xlarge.jpg)
カイエンEハイブリッドの日本での発売時期や価格は未定。
(Text by Satoshi Ubukata)