2026年10月15日、Audi Revolut F1 Teamは、スウェーデンのサスペンションメーカー「Öhlins(オーリンズ)」を公式ダンパーサプライヤーに迎えたと発表した。両社はこれまで進めてきた共同開発をさらに発展させ、F1マシンのダンパー性能の向上に取り組む。

今回のパートナーシップは、ダンパーの設計、テスト、性能の最適化を目的とした共同開発プログラムを基盤とするもの。両社は技術開発における精度や品質、パフォーマンスの追求という共通の理念を持ち、F1という最高峰の舞台で協力関係を強化する。
ダンパーは、サスペンションの動きを制御する重要な部品だ。路面の凹凸やコーナリング、ブレーキングなどによって生じる車体の動きを抑え、タイヤの接地性や車両の安定性を確保する役割を担う。F1では空力性能を最大限に引き出すうえでも車高や車体姿勢の制御が重要であり、ダンパーの性能はマシン全体のパフォーマンスに大きく影響する。
Audiとオーリンズは、これまでもモータースポーツを通じて協力関係を築いてきた。今回の公式サプライヤー契約は、その関係をさらに発展させるものとなる。また、両社はファンに向けて、ダンパーの技術的な仕組みやF1マシンにおける役割を紹介する取り組みも予定している。
Audi Revolut F1 Teamのチーフブランド&コマーシャルオフィサーを務めるステファノ・バッティストンは、次のようにコメントしている。
「オーリンズとの関係を正式なものにできたことを誇りに思います。オーリンズはモータースポーツで豊かな実績を積み重ねてきました。私たちは技術的な厳密さ、卓越したエンジニアリング、そしてモータースポーツの最高峰でパフォーマンスを追求するという共通の目標を持っています。今後、この関係をさらに発展させていくことを楽しみにしています」
一方、オーリンズ・グループのエンジニアリングディレクター、ウルバン・ヘルスロフは、次のように述べている。
「Audi Revolut F1 TeamがF1に参戦した最初のシーズンに、パートナーとして協力できることを誇りに思います。これはオーリンズのモータースポーツにおける歴史にとって重要な節目であり、Audiとの協力関係をさらに広げ、自動車のパフォーマンスにおける新たな時代を形づくる大きな機会となります」
オーリンズは1976年に創業し、2026年に50周年を迎えたサスペンションメーカー。モーターサイクル、自動車、自転車向けの高性能サスペンションを手がけ、F1やMotoGPなどのモータースポーツにも製品を供給している。2025年1月からはイタリアのブレーキメーカー、Brembo(ブレンボ)グループの傘下に入り、世界50カ国以上で事業を展開している。
Audi Revolut F1 Teamは、2026年からAudiのワークスチームとしてF1に参戦。ドイツ・ノイブルクでパワーユニットを開発し、スイス・ヒンウィルでシャシーの開発とレース運営を行うほか、英国ビスターにも技術拠点を構えている。
2030年までに世界選手権タイトルを争うことを目標に掲げるAudiにとって、オーリンズとの協力関係は、マシンの競争力向上を目指す技術開発体制の一翼を担うことになる。
(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Audi Revolut F1 Team)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。


