2026年9月6日、F1第16戦イタリアGPの決勝がモンツァで行われ、Audi Revolut F1 Teamはガブリエル・ボルトレートが11位、ニコ・ヒュルケンベルグが12位でフィニッシュ。ポイント獲得にはあと一歩届かなかった。

高速区間が多いモンツァは、Audi Revolut F1 Teamにとって厳しい戦いになることが予想されていた。さらに決勝では両ドライバーとも序盤にポジションを落とし、追い上げを強いられる展開となった。
それでもチームは戦略とピット作業で挽回を図る。ボルトレートは新品ソフトタイヤでスタートし、3周目に新品ミディアムへ交換。その後は最後まで走り切り、ポイント圏内に迫る11位まで順位を戻した。
レースは、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが優勝した。

ボルトレートはレースを振り返り、「今日は持っているものを全部出し切ったと思う。スタートで苦しくなってしまったし、オープニングラップでポジションを落とすと、そこから取り戻すのはやっぱり大変なんだ。かなりプッシュしたから、タイヤを少し使いすぎたかもしれないけど、それも追い上げようとした結果だね」とコメント。

さらに、「今日はRacing Bullsがかなり速くて、とくにストレートでは予想以上についていくのが難しかった。それでもチームは、予想していたよりずっとポイントに近いところで戦えるマシンを用意してくれた。来週のマドリードではもっとチャンスがあるといいね」と次戦に期待を寄せた。
一方のヒュルケンベルグは新品ミディアムでスタート。3周目に新品ハードへ交換し、27周目にはユーズドのミディアムへ履き替える2ストップ戦略を採った。バーチャルセーフティカー(VSC)のタイミングも活用しながらポジションを挽回し、12位でチェッカーを受けた。

「サーキットの特性を考えれば、今週末が僕たちにとって難しいものになるのはわかっていた。そう考えれば、悪い一日ではなかったよ。2回目のスタートはずっとよくて、いくつか順位を上げることができたけど、その直後にまたポジションを失ってしまった。何が起きたのか、ほかにできることがなかったのかをしっかり確認する必要があるね」とヒュルケンベルグ。
「そこからは比較的ストレートなレースだった。今日はパッケージから引き出せるものは引き出せたと思うし、今週末の僕たちの実力としてはこのあたりだったと思う。すべてを振り返って、次はマドリードに集中するよ」と話した。
レーシングディレクターのアラン・マクニッシュも、モンツァがマシンにとって難しいコースになることは事前に予想していたという。
「モンツァが僕たちのマシンにとって難しいサーキットのひとつになることはわかっていたから、2台ともポイント圏のすぐ外でフィニッシュできたのは、まずまずの結果だと思う。ニコもガブリエルもスタートで苦しくなったし、ターン1までが長いモンツァでは、序盤にポジションを失うとずっと追いかける展開になってしまうんだ」
「それでも今日は、みんなが得られるものを最大限に引き出してくれたと思う。ふたりともよく挽回したし、戦略の判断もよかった。とくにニコのVSCへの対応はうまくいったし、ピットクルーもまた素晴らしい仕事をしてくれた。チーム全体としてレースをしっかり遂行できたことは、マドリードに向けてプラスになるね」
Audi Revolut F1 Teamは今回、レース最速となるピットストップも記録。ポイントこそ獲得できなかったものの、厳しいと予想されたモンツァで2台を11位、12位まで押し上げた。
次戦はわずか1週間後に開催されるマドリードGP。新設されたMadringがF1カレンダーに初登場し、2026年シーズン最後のヨーロッパラウンドとなる。

なお、FIA F3ではAudi Driver Development Programmeのフレディ・スレーターがフィーチャーレースに出場したものの、メカニカルトラブルによりリタイア。それでもランキング首位を維持しており、15ポイントのリードを持ってマドリードでの最終戦に臨む。
(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Audi Revolut F1 Team)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。


