2026年6月5日〜7日、静岡県の富士スピードウェイでENEOS スーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE 第3戦「富士24時間レース」が開催され、ST-Zクラスに参戦した#22 KOKUSAI GROUP GT4 RS CSがクラス3位でフィニッシュ、2戦連続で表彰台を獲得した。

第3戦の富士24時間レースには、全11クラスで日本で唯一の24時間耐久レースが行われた。
Volkswagenグループ傘下のブランドでのエントリーは次のとおり。
ST-Z
・#22 KOKUSAI GROUP GT4 RS CS(Porsche Cayman GT4 CS)……呉 良亮/久保凜太郎/北園将太/山野直也/平安山良馬/石川京侍
・#34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4(Audi R8 LMS GT4)……加納政樹/大草りき/安田 裕信/イゴール・オームラ・フラガ/牧野任祐
ST-TCR
・#19 BRP★NUTEC 制動屋 CUPRA TCR(CUPRA TCR)……近藤説秀/末廣武士/東風谷高史/井本大雅/大原佳祐/石井一輝
・#430 エヴァRT初号機 Monster RS3 LMS(Audi RS 3 LMS)……西村元希/石澤浩紀/宮園拓真/小西隆詔/酒井翔太/木村貴洋
ST-1
・#47 D'station Porsche 992(Porsche 911 GT3 Cup)……浜 健二/星野辰也/田中哲也/樺木大河/ジェイク・パーソンズ

#22 KOKUSAI GROUP GT4 RS CS

#34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4

#19 BRP★NUTEC 制動屋 CUPRA TCR

#430 エヴァRT初号機 Monster RS3 LMS

#47 D'station Porsche 992
まずは6月5日の14時から、公式予選が行われた。スーパー耐久では、公式予選で記録したAドライバーとBドライバーの合算タイムでスターティンググリッドが決定される。11台がエントリーするST-Zクラスでは、#34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4がクラス3番手の好位置で、#22 KOKUSAI GROUP GT4 RS CSがクラス7番手となった。
今回は2台だけのST-TCRクラスでは、#430 エヴァRT初号機 Monster RS3 LMSがクラストップ、#19 BRP★NUTEC 制動屋 CUPRA TCRがクラス2番手だった。
2台がエントリーするST-1クラスでは、#47 D'station Porsche 992がクラス2番手となった。
翌6日の15時には伝統の24時間耐久レースがスタートした。

激戦のST-Zクラスは、#52 埼玉 GB GR Supra GT4 EVO2(松井宏太/野中誠太/服部尚貴/吉田広樹/平良 響)と#25 日産メカニックチャレンジ Z NISMO GT4(大塚隆一郎/富田竜一郎/篠原拓朗 /松田次生/ロニー・クインタレッリ/柳田真孝)の2台が終始トップ争いを演じる一方、#22 KOKUSAI GROUP GT4 RS CSと#34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4、さらに#20 NANIWA DENSO IMPUL with マツモトキヨシ Z(松本貴志/大木一輝/平峰一貴/TRELUYER JULES/ BAGUETTE BERTRAND)の3台が3位争いを繰り広げる。

#52 埼玉 GB GR Supra GT4 EVO2
#52 埼玉 GB GR Supra GT4 EVO2はピットレーン速度違反によりペナルティストップ60秒が科されて一時順位を落としたもの、中盤にはトップに返り咲き、さらに終盤もクラストップを堅持。そのままトップでチェッカードフラッグを受けたが、直前のピットストップ時にピットレーン速度違反が発覚し、レース後に105秒加算のペナルティ。これによりクラス2番手でゴールした#25 日産メカニックチャレンジ Z NISMO GT4がクラス優勝になり、#52 埼玉 GB GR Supra GT4 EVO2が2位となった。

#25 日産メカニックチャレンジ Z NISMO GT4
注目の3位争いは#22 KOKUSAI GROUP GT4 RS CSが、ゴールまで残り30分を切ったところで#20 NANIWA DENSO IMPUL with マツモトキヨシ Zを抜き去り表彰台を獲得。#34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4も5位でレースを終えている。


ST-TCRクラスは、序盤は#19 BRP★NUTEC 制動屋 CUPRA TCRと#430 エヴァRT初号機 Monster RS3 LMSは同一ラップでの戦いを続けていたが、深夜に#430 エヴァRT初号機 Monster RS3 LMSにトランスミッションのトラブルが発生し戦線から離脱。一方の#19 BRP★NUTEC 制動屋 CUPRA TCRは周回を重ね、最終的には699周を走りクラス優勝を果たした。#430 エヴァRT初号機 Monster RS3 LMSもチェッカードフラッグを受けたが、規定周回数に達しなかったため、完走にはならなかった。


ST-1クラスは、クラス2番手からスタートした#47 D'station Porsche 992が2周目にクラストップに踊り出ると、その後も着実に周回を重ねていく。一方、#2 シンティアム アップル KTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹/小林崇志)は途中、マシントラブルでピットに留まったこともあり、#47 D'station Porsche 992は#2 シンティアム アップル KTMに105周差をつけてクラス優勝を果たしている。

総合では、ST-Xクラスの#23 TKRI松永建設AMG GT3(DAISUKE/片岡龍也/中山友貴/元嶋佑弥)が、#81 DAISHIN GT-R GT3(大八木龍一郎/坂口夏月/木村偉織/徳升広平/藤波清斗)に1分19秒725の差をつけて優勝を果たした。

#23 TKRI松永建設AMG GT3
次回は、7月4日〜5日に第4戦「SUGOスーパー耐久4時間レース」が開催される。

(Text & Photos by Satoshi Ubukata)
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