2026年3月13日〜15日、中国・上海で2026年F1第2戦中国グランプリがスプリントフォーマットで行われた。Audi Revolut F1 Teamは、金曜日のスプリント予選から日曜日の決勝まで安定して中団争いに加わり、ニコ・ヒュルケンベルグが決勝11位でフィニッシュ。惜しくもポイントには届かなかったものの、週末を通してマシンのポテンシャルと課題の双方が明確になった。

画像1: 【F1 Chinese GP】Audi、11位で惜しくもポイント逃す

スプリントレース:ヒュルケンベルグはリタイア、ボルトレト13位

週末最初の公式セッションとなったスプリント予選では、ニコ・ヒュルケンベルグが11番手、ガブリエル・ボルトレトが14番手という結果だった。

フリー走行1回目ではヒュルケンベルグが9番手につけるなど、チームは序盤から中団グループで戦えるペースを示す。スプリント予選では両車ともSQ1を突破し、ヒュルケンベルグはSQ2でトップ10入りまでわずか0.015秒差に迫った。

SQ2ではヒュルケンベルグのマシンで無線トラブルも発生したが、最終的には11番手という堅実な結果でセッションを終えた。

一方、ボルトレトはフリー走行中に発生した問題の影響もあり苦しいセッションとなったが、マシンの挙動を理解しながら着実にデータを蓄積した。

土曜日午前に行われた100kmのスプリントレースでは、ヒュルケンベルグがリタイア、ボルトレトは13位でチェッカーを受けた。

ボルトレトはミディアムタイヤでスタートし、セーフティカーの影響を受けながらも中団集団の中でレースを進める展開となった。最終的にポイント圏外ではあったものの、決勝や午後の予選に向けた重要なデータ収集の機会となった。

スプリントレースの優勝は、メルセデスのジョージ・ラッセル。

レース:ヒュルケンベルグ11位、ピットトラブルでポイント逃す

スプリント後に行われたグランプリ本戦の予選では、ヒュルケンベルグが再び11番手。Q3進出までの差はわずか0.002秒という接戦だった。

ヒュルケンベルグはマシンの性能を最大限に引き出し、安定したラップでQ2まで進出。惜しくもトップ10入りは逃したものの、レースに向けてタイヤ面での戦略的アドバンテージを得ることになった。

一方のボルトレトはQ2最終アタックで最終コーナーにおいてスピンを喫し16番手。タイムを更新していた最中の出来事で、より上位を狙える可能性があっただけに悔しい結果となった。

日曜日の決勝レースでは、ヒュルケンベルグが11位でフィニッシュ。スタート直後にポジションを落としながらも粘り強い走りを見せ、終盤までポイント圏争いを続けた。

しかし、ピットストップでホイールガンのトラブルが発生。約16秒を要するストップとなり、これが順位争いに大きく影響した。

ヒュルケンベルグは「スタートやエネルギーマネジメントなど、まだ学ぶべきことは多い」としながらも、フルディスタンスを走り切れたことを前向きに評価している。

一方のボルトレトは、グリッド上で発生した技術的トラブルによりスタートできずDNS。レースに出走できない悔しい結果となった。

レースは、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがF1史上最年少ポール・トゥ・ウインを飾った。

次戦日本GPへ、課題と手応えを持ち帰る

2026年シーズン序盤の2戦目となった中国GPは、Audiにとってポイントには届かなかったものの、中団争いで戦える競争力を示す週末となった。

特にヒュルケンベルグはスプリント予選、グランプリ予選ともに僅差でトップ10入りを逃しており、パフォーマンスの底上げが進めばポイント争いに加われる可能性を示している。

チームは上海で得たデータをもとにマシン開発を進め、次戦となる日本グランプリに向けて改善を図る構えだ。

(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Audi Revolut F1 Team)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。

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