2024年9月17日、AUDI AGはe-tronとしては初となるRS perfomanceモデルの「Audi RS e-tron GT performance」を発表した。

画像1: Taycan Turbo超えの性能! Audi RS e-tron GT performance登場

Audi史上もっともパワフルな量産車となるのが、Audi RS e-tron GT performanceだ。フロントに252kW(342ps)、リヤに415kW(564ps)のモーターをそれぞれ搭載し、ローンチコントロール使用時にはシステム出力680kW(925ps)を発揮。0-100km/h加速はわずか2.5秒! これは、基本設計を共有する「Porsche Taycan Turbo」の650kW(884ps)、0-100km/h加速2.7秒を凌ぐ性能である。

さらに、30km/h以上で利用できるオーバーテイクシステムを搭載。これは10秒間だけローンチコントロールと同じ制御に切り替わり、その結果パワーが70kWアップするというものだ。一方、回生ブレーキの能力は最大400kWまで高められ、最大減速度は4.5m/s2に至る。

こうした高性能を実現するため、バッテリーの冷却性能を強化することで適切な熱管理を可能としている。

Audi RS e-tron GT performanceには新開発の2チャンバー/2バルブのアダプティブエアサスペンションを標準で装着。さらに、4輪を独立して制御可能なアクティブサスペンションを選ぶことが可能である。

アウディドライブセレクトは、「efficiency」「comfort」「dynamic」に加えて、カスタマイズ可能な「RS1」と「RS2」、さらにスポーツ走行に適した「RS performance」を選ぶことができる。

そのほか、カーボンルーフやカモフラージュデザインのカーボンパーツをオプションで用意。走行時にエキサイティングがサウンド体験ができるe-tron スポーツ サウンドは標準となる。

Audi RS e-tron GT performanceは、Audi Sport GmbHで生産され、価格は160,500ユーロ(約2570万円)から。

(Text by Satoshi Ubukata)

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