2024年9月2日、AUDI AGは3代目となる「Audi Q5」を発表した。

画像1: 3代目「Audi Q5」がワールドプレミア

3代目に生まれ変わったAudiのミッドサイズSUVは、新型「Audi A5」に続いてPPC(Premium Platform Combustion)アークテクチャーを用いるモデルであり、SUVのQファミリーとしては初採用となる。

エクステリアデザインは、Qファミリー専用の8角形のシングルフレームグリルを採用。太いフレームや大型のサイドエアインテーク、シャープなヘッドライトが精悍さを際だたせる。これに、伸びやかなサイド部、立体的なリヤライトとライトストリップを組みあわせることで、スポーティでエレガントな印象を強めている。

コックピットは、Audi A5にも搭載されるMMIパノラマディスプレイやMMIパッセンジャーディスプレイによりデザインを一新した。MMIパノラマディスプレイは、11.9インチのアウディバーチャルコックピットと14.5インチのMMIタッチディスプレイで構成され、ドライバーに向けて緩やかなカーブを描く。10.9インチのMMIパッセンジャーディスプレイは、アクティブプライバシーモードにより運転中のドライバーからは見えない工夫が施されている。

Audi Q5のリヤシートは分割可倒式であるのはいうまでもなく、さらにシートのスライドやリクライニングを可能にすることで、後席乗員の快適な移動をサポートする。リヤシートを倒せば、最大1473Lの広大なスペースが現れる。

導入時、パワートレインは、2.0 TFSI(150kW/204ps)と2.0 TDI(150kW/204ps)が用意される。どちらにも、マイルドハイブリッドシステムのMHEVプラスが組み合わされ、燃費向上に加えて、加速時にはモーターによるアシストを行う。アイドリングストップからのエンジン再始動がスムーズになり、また、アイドリングストップ中でもエアコンが効くのがうれしい進化だ。

スポーツモデルの「Audi SQ5」も同時にフルモデルチェンジが実施される。搭載されるV6ターボの3.0 TFSIエンジンは270kW/367psの性能。このエンジンにもMHEVプラスが組み合わされる。

ヨーロッパでは2024年9月から受注が始まり、2025年第1四半期にはデリバリーが開始される予定だ。価格は、Audi Q5 TFSI quattro 150kWが54,650ユーロ(約885万円)から、Audi Q5 TDI quattro 150 kWが57,100ユーロ(約925万円)から、Audi SQ5が82,900ユーロ(約1343万円)からとなる。

(Text by Satoshi Ubukata)

This article is a sponsored article by
''.