2023年10月15日、大分県のオートポリスにおいて、2023 AUTOBACS SUPER GT第7戦「AUTOPOLIS GT 450km RACE」の決勝レースが行われ、#6 DOBOT Audi R8 LMSは速さを見せたものの15位でフィニッシュ、入賞には一歩届かなかった。

画像1: 【SUPER GT Rd.7 Autopolis】DOBOT Audi R8 LMSは速さを見せるも15位でフィニッシュ

GT300クラスに唯一Audi R8 LMSで参加するTeam LeMansは、片山義章選手、ロベルト・メリ・ムンタン選手、神 晴也選手のレギュラー3人が、450kmのロングディスタンスレースに挑んだ。

10月14日、曇り空のオートポリスではノックアウト方式の予選が行われた。#6 DOBOT Audi R8 LMSは片山選手がQ1のA組を担当。シフトが落ちないというトラブルもあり、ベストタイムは1分44秒715の10番手で、残念ながらQ2進出を逃した。決勝ではクラス19番手からのスタートなる。

画像2: 【SUPER GT Rd.7 Autopolis】DOBOT Audi R8 LMSは速さを見せるも15位でフィニッシュ

GT300クラスのトップはQ2で1分42秒016のコースレコードをマークした#2 muta Racing GR86 GT(堤 優威/平良 響/加藤寛規組)。一方、GT500クラスのポールポジションは#16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹組)が獲得している。

翌15日は日差しはあるものの低めの気温のオートポリスでは、13時30分から決勝レースが行われた。450kmのロングランとなる今回のレースでは、2回の給油が義務づけられ、また、ひとりのドライバーの周回数が3分の2を超えてはならないというルールがある。そのため、どのタイミングでピットストップを行うかが勝負に大きな影響を及ぼすことになる。

画像5: 【SUPER GT Rd.7 Autopolis】DOBOT Audi R8 LMSは速さを見せるも15位でフィニッシュ

#6 DOBOT Audi R8 LMSは片山選手がスタートを担当。オープニングラップで17位、13周目には上位2台がアクシデントでポジションを落としたことから11位に順位を上げる。速さと勢いを見せつけた片山選手だったが、18周目に#10 PONOS GAINER GT-Rをオーバーテイクする際に接触があり、これに対してドライビングスルーペナルティが科されてしまう。

30周を終えたところでロベルト選手にドライバーを交替。18番手でコースに戻ったロベルト選手はすぐにチームベストタイムを更新し、上位勢とほぼ同じでペースで周回を重ねていく。56周目を終えたところで2度目の給油を終えたロベルト選手は、最後のスティントでも上位を目指すものの、終盤にはタイヤのグリップの低下に悩まされ、最終的には完走したものの15位いに留まり、入賞には至らなかった。

レースは、ポールポジションからスタートした#2 muta Racing GR86 GTと、前戦で優勝した#52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰/野中誠太組)のJAF GTの2台が熾烈なトップ争いを演じるが、終盤にトップに踊り出た#52 埼玉トヨペットGB GR Supra GTが優勝を果たした。

画像8: 【SUPER GT Rd.7 Autopolis】DOBOT Audi R8 LMSは速さを見せるも15位でフィニッシュ

一方、GT500クラスは、#36 au TOM'S GR Supra(坪井 翔/宮田莉朋組)が勝利を掴んだ。

画像9: 【SUPER GT Rd.7 Autopolis】DOBOT Audi R8 LMSは速さを見せるも15位でフィニッシュ

最終戦の第8戦は、11月5日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで決勝が行われる。

(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Michinao Ishibashi,GTA)

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