アウディ ジャパンは9月21日、Audi RS 6 Avant performance / RS 7 Sportback performanceを発表。同日より全国のアウディ正規ディーラー(121店舗、現時点)を通じて発売すると発表した。

画像1: Audi RS 6 Avant performance

Audi RS 6 Avant performance

Audi RS 6 Avant / RS 7 Sportbackに「RS performance」を設定

日本では2003年に初代RS 6が登場して以来、現在のモデルは第4世代目にあたる。また2013年はRS 7 Sportbackも発売。今回、Audi RS 6 Avant / RS 7 Sportbackに代わり、両モデルに「RS performance
」を設定。RSの後につけられる「performance」という名称は、RSモデルをさらにパワーアップしていることを意味する。

RS performanceは30PS、50Nmアップの最大出力630PS、最大トルク850Nmを発揮

画像1: Audi RS 7 Sportback performance

Audi RS 7 Sportback performance

Audi RS 6 Avant performance / RS 7 Sportback performanceに搭載される4.0リッターV型8気筒TFSIツインターボエンジンは、ターボチャージャーの大型化およびブースト圧を2.4barから2.6barに引き上げることにより、これまでのRS 6 Avant / RS 7 Sportbackと比較して、30PS、50Nmアップの最大出力630PS、最大トルク850Nmを発揮。

パワーアップに伴い、0-100km/h加速は0.2秒早い3.4秒に向上しています。また、48Vマイルドハイブリッドやエンジンの低負荷時に8つのシリンダーのうち4つのシリンダーを休止させるシリンダーオンデマンド(cod) を8速ティプトロニックと組み合わせることで、高性能と高効率を両立している。

Audi RS 6 Avant performance / RS 7 Sportback performanceは、RSダイナミックパッケージを標準装備。これにはダイナミックオールホイールステアリング、リヤスポーツディファレンシャルが含まれ、最高速度が250km/hから280km/hにアップ。

駆動方式はquattro(4WD)。メカニカルセルフロッキングセンターディファレンシャルは、エンジンの駆動力を通常フロント40%:リヤ60%の比率でリヤアクスル寄りに分配。路面状況に合わせて、より多くのトルクを自動的に適切なアクスルに伝える。また、最大70%をフロントアクスルに、あるいは最大85%をリヤアクスルに配分することが可能だ。さらに、リヤスポーツディファレンシャルが理想的なトルク配分を計算して、リヤホイールに可変的に分配することで、コーナリングの限界付近のハンドリングでアンダーステアを軽減することが可能だ。

RSアダプティブエアサスペンション スポーツと、4輪操舵システム、ダイナミックオールホイールステアリングを標準装備。また、コイルスプリングとダンピングコントロールサスペンションにダイナミックライドコントロール(DRC)を組み合わせたRSスポーツサスペンションプラスもオプションで選択可能だ。

Audi RS 6 Avant performance / RS 7 Sportback performanceのエクステリアは、ともにグロスブラックの3Dハニカム構造のシングルフレームグリルを採用している。

ボディカラーは、RS performance専用色としてアスカリブルーメタリックを追加設定。またquattroであることを想起させるフェンダーは、Audi A6 Avant / A7 Sportbackに対して約40mm拡大。フロントドア、ルーフ、テールゲートなどを除いて、ボディ外板はRSモデル専用のデザインとなる。

また、フロントスポイラー、エクステリアミラーハウジング、フロントサイド フラップ、サイドシル インサート、フロントウインドウモールディング、ディフューザートリム、さらにRS 6 Avant performanceはルーフレールがマットグレー仕上げとなる。また両モデルともに、Audi Sport 製21インチ 10スポークスターデザインと275/35 ZR 21タイヤを組み合わせることでスポーティなイメージを強調している。

インテリアには、大型のアルミニウム製パドルシフトやヒーター機能付き3スポークステアリングホイールと、RSのロゴが刻まれたバルコナレザーで仕立てたSスポーツシートを装備。高解像度液晶画面を備えた12.3インチバーチャルコックピットのRSモデル専用の表示メニューでは、中央にタコメーター/スピードメーターを配し、左右にパフォーマンスに関する情報を配するレイアウトに変更することも可能だ。

そのほか、速度、アシスタンスシステム、ナビゲーションや警告といった情報を、ドライバーの直接視野に入るフロントウインドウ上に、マルチカラーで投影するヘッドアップディスプレイや、16個のスピーカーを搭載するBang & Olufsen 3D サウンドシステムを標準装備している。

モデルエンジントランスミッション駆動方式ステアリング車両本体価格(税込)
Audi RS 6 
Avant performance
4.0L V8直噴 
ツインターボチャージャー
630PS/850Nm
8速ティプトロニックquattro左/右19,100,000円
Audi RS 7 
Sportback performance
4.0L V8直噴 
ツインターボチャージャー
630PS/850Nm
8速ティプトロニックquattro左/右19,800,000円
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●Audi RS 6 Avant performance フォトイメージ

●Audi RS 7 Sportback performance フォトイメージ

(Text Toru Matsumura)

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