アウディ ジャパンは、7月10日、11日の2日間、水力発電で島内のほぼすべての電力をまかなう鹿児島県熊毛郡屋久島町を訪ね、e-tronで巡った。

画像1: アウディ ジャパン、脱炭素に一番近屋久島をe-tronで巡る「Audi Sustainable Future Tour Yakushima」を開催

「Audi Sustainable Future Tour」は、岡山県真庭市、岩手県八幡平市、静岡県浜松市に続く4回目の開催となる。

屋久島空港に到着後、まず向かったのは、標高1000~1300m、面積270.33haの広大な自然休養林である「ヤクスギランド」。次に、島唯一のダム「尾立ダム」。その後、「株式会社屋久島電工 安房川第二発電所」に向かい、普段は公開されていない発電所内の地下発電施設を見学。この施設で発電している電力は年間2億6千万kWh、約4分の一程度が屋久島町の全町民約1万2千人に供給され、残りは屋久島電工の工業製品の製造に使用されているという。

2日目の朝、島唯一の公立高校である鹿児島県立屋久島高等学校(以下、屋久島高校)にて、生徒約120名と電気自動車と再生可能エネルギーで目指す持続可能な未来について考える出張授業を実施。

カーボンニュートラルにおける先進的な取り組みを学んだ生徒からは「リーダーシップに必要な力とは何か」や「車がすべて電気自動車になるのはいつだと思いますか」などの質問があり、一人ひとりが未来について考え共有する場となった。出張授業の最後に、e-tronに実際に触れる時間を設け、生徒たちは運転席や助手席に乗って、電気自動車を体感した。

ツアーの最後は屋久島町役場を訪問し、産官学で屋久島の未来のサステイナビリティについて話し合う「未来共創ミーティング」を開催。このミーティングには、屋久島町 町長の荒木耕治氏、屋久島観光協会 ガイド部会長 中馬慎一郎氏、屋久島高校からは、惠美由紀教頭、斉藤武教諭、4名の生徒が参加した。アウディ ジャパン ブランドディレクターのマティアスシェーパースが、アウディが電動化に向かう未来のビジョン、そしてなぜ屋久島を訪問したのかを話し、荒木町長からは屋久島町の水力発電の活用状況や島内の電気自動車の普及目標などの説明を行った。

未来共創ミーティングではアウディジャパンが屋久島町、株式会社ファーレン九州と結んだ包括連携協定の取り組みの詳細を発表。島内に4か所7基の8kW普通充電器の設置、電気自動車e-tron専門のレンタカー事業の開始、屋久島町役場と屋久島電工に対するe-tronの長期貸与、屋久島の高校生に対する学習機会の提供など、多角的に屋久島と今後連携していくことを発表した。

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(Text Toru Matsumura)

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